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青春生き残りゲーム  作者: さきこ
青春生き残りゲーム 第2章
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第30話

ドアを開けたその向こうにいたのは

半裸の氷室だった

あまりの光景にびっくりして叫んでしまった


「おい・・・?姫条」

「ぎゃー!その恰好で近づいてくるなぁ!」

「裸なんておやじさんで慣れてるだろ」

「お父さんとあんたじゃ違う!」


見ていられなくて顔を手で隠す

「シャワー浴びてたんだよ」って言ってるけど

服くらい着てよ!


昨日のことといい、氷室って本当に男だったんだな

友達ということしか見ていなかったから

性別考えたことなかった


「昨日、寝汗かいたから気持ち悪かったんだよ」

「そうだね・・・私も・・・」


あれ?そういえば今、何時なんだろう

昨日は何も考えてなかったけど

お父さん心配してるんじゃ?

携帯を探すけどない

寝室に戻るとベッドの横に置いてあった

携帯を開くと画面が真っ暗になっていた

そうだった・・電源落としていたんだ


「やばい・・・」

「姫条?どうした?」

「お父さんに何も言わずに出てきちゃったから・・・」


電話つながらなくて絶対にお父さんあわててる

怒ってる!探してる!

警察に捜索願だしているかもしれない!


「大丈夫、天の橋の家にいることになってるから」

「え?なんで?」

「天の橋に頼んだんだよ、姫条の親父さんにうまいこと言っておいてって」

「あ・・・ありがとうー!」


携帯の電源を入れるとお父さんからの着信が数件と

まどかからのメールが入っていた


「氷室・・・まどかになんて言ったの?」

「え?姫条がオレの家に来て寝ちゃって帰れないからうまく言っておいてって」

「・・・・そ、そう・・・」


間違ってない、間違ってないけどさ

まどか完全に勘違いしてるよ

「今日会ったらいろいろ聞かせてね(ハート)」って

何もないよ!いろんな話はしたけど何もないよ!



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