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第19話
初夏とはいえ、夜の8時ともなると外は真っ暗だ
街頭がないとちょっと先も見えない
正直怖いけど氷室が待っているから早くいかなきゃ!
それにしても、なんで公園なんかにいるんだろう氷室
公園の中をのぞくと奥のベンチに人の姿を見つけた
よく見えないけど氷室だ
「氷室!!」
氷室に駆け寄って声を変える
久しぶりに見る氷室は少しやつれているように見えた
「姫条・・・おう・・・久しぶり」
「うん」
氷室が自分の座っている横を指差して
隣に座れって言うから
ちょっと間を空けて隣に座った
「風邪はもういいの?」
「あぁ」
「3日も休むなんてずいぶんしつこい風邪だったんだね」
「あぁ」
おかしい、いつもの氷室じゃない
いつもだったらもっと話が弾むのに
でも、私から何を話しかけていいのかわからない
けど、このままこうしていても気まずいし
何か話さなきゃ
「・・・・!?」
いつの間にか私は氷室に抱きしめられていた




