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第18話
携帯の画面に「氷室玲一」の文字が表示されている
氷室だ!
風邪、もうよくなったのかな?
「もしもし!」
やばい、久しぶりの電話がうれしくて大声だしちゃった
恥かしい
「もしもし?今大丈夫か?」
「大丈夫 氷室こそ風邪は?もういいの?」
「あ・・あぁ、まあ・・・」
なんだろう、歯切れが悪い
まだ治ってないのかな
「それよりさ、姫条今から出てこれる?」
「え?今?」
時計を見る、まだ8時前
お父さんはこれから彼女さんがくるから家を空けても気づかない
「大丈夫!どこに行けばいい?」
「・・・・・じゃあ、姫条の家の近くの公園・・そこにいる」
「わ、わかった!すぐ行くから!」
電話を切ってクローゼットの中の服を適当に着る
携帯と財布、それから家の鍵を持って家を出た
お父さんは・・よし、彼女と話をしてるから気づいていない
風邪をひいている氷室を待たせちゃいけないと
公園まで急がなくちゃ!




