第18話
「氷室さぁ・・・この間からやたらとかまってくるけど、なんなの?」
本当、なんでこんなにかまってくるんだろう
朝から叫ぶわ、引っ張ってくるわでノドが乾いてしまった
とりあえず水分補給をして、それからゆっくり氷室を問い詰めて
そして変なことを言わないように釘を刺さなきゃ
氷室に背を向けて自販機にお金を入れると
後ろから手をつかまれて勝手に動かされて
ピッと自販機のボタンを押されてしまった
「これオレのおすすめ」
「・・・・・なにこれ・・・」
出てきたのは“モロヘイヤ牛乳”
なにこれ?飲んで大丈夫なの?
「姫条ってさ・・・何がしたいの?」
「何って?」
「なんで好きな男の恋愛の世話なんかしちゃうの?不幸な自分に酔いたいの?」
「・・・・?」
「それとも結構軽い気持ちなの?姫条の好きってものは」
は?何それ
何でそんな風に言われなきゃならないの
「オレさ、そういうの見ててイライラするんだよね」
イライラする・・・なんであんたがイライラするの
あんたには関係ないことじゃん
私がどうしようと、氷室には一切関係ないじゃん
私の気持ちも知らないで勝手なこと・・・
「なんで黙るんだよ?言いたいことあるなら言えよ・・・」
今日3度目の暴力を氷室に振るう
パーで顔面を思い切りたたいた
「おまえ!口より先に手を出すのやめ「うるさい!」
「あんたに・・・・あんたに私の気持ちなんか絶対わかんないよ!」




