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そして戦う虹と深緑51《眠眠マン3・暫定》
技術を磨く。技巧を凝らす。そう言った考えはミカドには余りなかった……今までは。
少し前まで受け持っていた親友の恋人である少女達……彼女らにはそれらしい事を教えた。教えたが、実戦でミカドが使う事はなかった。使う理由が無かったから。
殺し殺されの弱肉強食の島で過ごした経験がそうさせるのだ。
『勿体ぶるな。一撃で仕留めろ』、と。
出し惜しみして相手がこちらを学習し上回れば面倒な事になる。そうすれば……死ぬ。些細な油断が命取りになる魔境での感覚が染みついて抜けないのだ。




