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勇者に転生したがスキル【調べる】しか使えず、全然強くないけど、頼れる仲間と魔王を倒します!  作者: 雨のち晴れ
双子のこれからと、アギトの新たな旅

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すすめ!くまレンジャー(ただし、ピンクは逃亡希望)

今日も今日とて、ルナの暴走は止まらない!


「きょうこそかくごしろ、ざんねんおっぱい!」


アギトにライザで買ってもらった戦隊もののお面をつけてアリスの前に現れた2人。


「またあんた達?ほんと、懲りないわね…………」


【ごにょごにょ】


(どうした、くまピンク!おまえのばんだぞ!)


(本当にやるのかよ。しかも、何で俺はピンク色なんだ?)


(しょうがないだろ!だって……)


【1時間前】


「……嫌よ!断る!」


「なんで!ステラもピンクやってよ!」


「……絶対に嫌!」


「ステラのけち!」


「そんなにやってほしければ、ガイさんでも誘ったら?」


(って、いうからおまえをさそったんだ!)


(くそー!ステラの奴、マヂゆるさねーからなっ!)


「か、覚悟しろ、残念おっぱ………」


「あぁ!?」


「ひぃぃぃ」


アリスのブチ切れた顔をみたガイは恐怖で全身が震えた。


「なにしてる、ピンク!そんなんじゃ、ざんねんおっぱいにかてないぞ!わかっているのか!」


「いや、だってよ…………。あの顔を見てみろよ!あれ、絶対人を殺めたことある顔だぞ!」


「なにをそんなにビビっている!ちっ!つかえないピンクだ!こうなったら、ちびっくまレッドがあいてしてやる、かくごはいいか!ざんねんおっぱい」


「………うるさい」


「とぉりゃぁぁぁぁぁ!」


【ゴンッ】


【ガンッ】


【ボコッ】


「ぐへっ」


「……(相変わらず容赦ねーな、アリスさん)」


「さ、これに懲りたらとっとと出ていきなさい!仕事の邪魔よ!それとも何?まだやる気?」


「いえ、帰ります。お邪魔しました」


ガイはボコボコにされ床に倒れているルナを引きずるようにしてアリスの居る部屋から出ていきリビングへと避難した。


「くそー!あのざんねんおっぱい、なんであんなにつよいんだ!」


「お前が弱すぎなんだよ」


「こうなったら、かくなるしたは!」


「かくなるうえはなっ!」


「いくぞ、ついてこい!くまピンク!」


「えぇ?まだやるの?」


「あたりまえだ!いいからだまってついてこい!」


「へーい(……ものすごく嫌な予感しかしないけど)」


そして、ルナ達は外へとやってきて、1人の人物を見つける。


「くまぴんく、いたぞ!あいつをやるぞ!わかったか!」


「あら?ルナちゃんとそれにお兄ちゃん?何やってるのこんなところで?」


(うわぁぁぁ!やっぱりメイを探していたのか!)


「みつけたぞ!かくごしろ、ざんねんおっぱ………」


【ドッ―――ン】


ルナが言葉を発する前に、メイのファイアーボールが2人に直撃した。


「誰がざんねんおっぱいだって?」


「ごめんなさい、許して下さいメイ様」


「う……さすがはざんねんおっぱいのてした、つよすぎる」


「ぐへっ」


場所は変わり、広場の噴水前。


「いてててっ。どうして、このむらのざんねんおっぱいはあんなにつよいんだ…………」


「何度も言うが、あの2人が強いんじゃなくて、お前が弱すぎなだけだ」


「うるさいぞくまぴんく!おまえだって、ハナだけでたたかわないじゃないか!」


「口だけな…………」


「そ、そうだ!くちだけつよくなりやがって!」


「口だけ強くなるって、どういうことだよ!意味不明だ」


「うーん。しょうがない、これだけはやりたくなかったが…………」


「もういいだろ、諦めろよ…………」


「うるさい!いくぞ、ついてこい!」


【このさき、おとしあななし。じょうげによけるべし】

と書かれた看板がある。もちろん、落とし穴はガイが堀り看板はルナが書いたものである。


「きったねー字だな!しかも、色々間違えてるしよ…………」


「うるさい、だまってみてろ!」


「へーい(こんなの引っかかる奴いるのかよ…………)」


ルナとガイは、落とし穴が見える木の陰に隠れて目標が現れるのを待つ。


「きたぞ!」


「あ…………」


そこに現れたのは、アリスとグレイヴだった。グレイヴは、アリスが運んでいたであろう資料を代わりに持って、2人は楽しくおしゃべりをしながら歩いていた。


「本当にすみません。資料を持ってもらっちゃって…………」


「………構わんさ。力仕事は男の役目!それに、トレーニングにもなるから丁度いい」


「そう言ってもらえると助かります。優しいんですね、グレイヴさん。ふふふっ」


「………別に優しくはない。普通だ」


そして、そんな会話をしながら2人はルナの仕掛けた落とし穴の前へとやってきた。


「…………」


「…………」


「ふふふっ。さー、じょうげによけておちるがいい!」


「だから、左右な!お前馬鹿だろ!」


「うるさいしずかにしろ!」


「………上下に避けて?左右と書きたかったのか。んでは、右から行ってみよう」


グレイヴは、間違ってはいるが看板の意図を読み取り右側から避けて移動した。


「ちょ、グレイヴさんそっちは…………」


「あっ…………」


「げっ…………」


【ズッド―――ン】


そして、グレイヴは落ちた。


「…………」


「あわわわわ。お、俺、知らねーからな」


「うわわわっ」


【ブチッ】


【ゴゴゴゴゴッ】


落とし穴に落ちたグレイヴを見て、アリスの物凄い殺気がルナとガイを襲う。


「出てこいや――!くそクマ―!」


「やばい、やばい!に、にげるぞ!クマピンク!」


「お、おう…………」


ルナとガイは一目散にその場から離れようとするが、そこにハツネが現れ


「あれ?ルナちゃんにガイ君?こんな所で何やってるの?かくれんぼ?」


「げっ!」


「タイミング悪っ!」


「そこか―――!しねー、ボケども―――!」


アリスの巨大なファイアーボールが3人目掛けてとんでくる。


「うわあぁぁぁぁぁ」


「ぎゃゃゃぁぁぁぁ」


「きゃぁぁぁぁぁぁ」


【ズド―――ン】


ハツネは咄嗟に札を使い、アリスのファイアーボールをガードした。しかし、ルナとガイは成す術なくまともにくらってしまう。


「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ」


「いててててっ。ひでーめにあったぜ、まったく…………」


「おまえがもたもたしてるからだぞ、くまぴんく!」


「元はと言えば、お前がこんな糞みてーな計画さえしなけりゃこうはならなかったんだよ!」


「なにをー!」


「何だよ!」


「言いたい事はそれだけかしら?」


「「えっ」」


「覚悟なさい、2人とも…………」


「「ゆ、ゆるして…………」」


「「ぎゃゃゃぁぁぁぁぁぁ」」

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