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特殊薬物部隊SDT  作者: 山下 はじめ
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「高野は面倒見がいいな」

「特に水木ちゃんには手厚いみたいですよ」

そんな武田と小川の会話など、由莉のもとへと急ぐ高野に聞こえるわけもなく。

「俺たちは車で待機だな。相手の出方次第だ」

二人はそそくさと車に戻った。



一方、由莉は武田の無茶ぶりだと気づきもせず

「そこをなんとか。現場をちょっと、見させていただけるだけでいいんです」

「ほら、ガキはあっち行っとけ」

SDTの制服を着ていないせいもあってそもそも関係者だと認識されていない。

「おい、水木」

「高野さん! 」

そこへ颯爽と現れた高野は由莉にとって救いの神のようなものだ。目をキラキラと輝かせ高野に近づく。しかし、そんな由莉に目もくれず高野は地元警察へ歩み寄った。

「なんだね? 」

「SDTとの連携はあなたがたにとってもメリットがあります。早期解決のためにお願いします」





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