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特殊薬物部隊SDT  作者: 山下 はじめ
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「キングというより、私からしたらSDTの虎って感じがします」

確かに、と頷く小川越しに

「どうせ甲斐の虎になぞらえたんだろ」

高野が呆れたように見つめた。

「どうしてわかったんですか? 」

「水木、地元警察に話聞いてこい」

話を遮ってきたのは、噂の武田だ。小さく敬礼し地元警察の元へと走っていった由莉を三人が見つめる。



「さあ、俺たちも仕事するぞ」

やけに明るい様子の武田に、小川と高野が不審そうに首をかしげる。

「まさかと思いますが、地元警察の協力得られなかったのに、水木に向かわせたんじゃないですよね? 」

「それが、新人である水木のためになる」

ふんっ、と鼻息荒く言い返した武田から小川は目をそらし、高野は由莉の元へと走って向かっていった。




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