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特殊薬物部隊SDT  作者: 山下 はじめ
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「えっと……」

思わぬ質問に口ごもり、助けを求め高野に視線を向ける。

「先ほど社長室でお会いしたばかりです」

由莉の視線に気づき咄嗟に嘘をついたが、

「あら、じゃあすぐ意気投合したのね」

木田は聞こえの良いように理解したらしい。

「え? って痛」

二人のどこを見れば仲が良さそうに見えるのかと驚きで声を上げた由莉の手の平を、高野が木田の見てない隙に捻った。



そんな様子に気がつくことなく

「イケメンを間近で拝めるわよ」

クスリと笑いながら由莉にウインクをした。

「私ファンなので嬉しすぎて胸が張り裂けそうです」

「仕事だろ? 」

「いいじゃないですか、イケメンは正義ですよ! 」

「わけわからん。それより明日は入りが7時だから遅刻するなよ」



高野のその言葉通り、時間ぴったりどころか、少し早い時間に由莉は撮影スタジオに到着した。






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