表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鋼と鼓動 ~機械の体で目覚めた俺が、七つの封印に失くした自分を探す物語~  作者: TAKA


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
19/75

第19話 「燃ゆる炉の町」

イグナの町が見えてきたとき、空はすでに不穏な色に染まっていた。町の方角から、黒い煙が幾筋も立ち上っている。火事ではない。ノアの窓が、夥しい数の赤い反応を捉えていた。「町が、襲われてる」。


三人が駆けつけると、そこは地獄だった。地の裂け目から這い出た、炎をまとう魔物の群れが、家々を焼き、逃げ惑う人々に襲いかかっている。ひとりの衛兵が、燃える爪に肩口を抉られて倒れていた。傷は深く、焼け爛れた皮膚から血が溢れ、本人は呻くことしかできない。すぐ傍では、母親が幼子を背にかばい、追い詰められていた。


ノアが窓に指示を綴るより早く、フィーナはもう右の群れへ駆け出していた。テオが両手をかざすと、母子を包む半球の光の壁がせり上がる。ノアは倒れた衛兵のもとへ走り、燃え盛る魔物へ手を向けた。指先に、白い光が膨れ上がる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ