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第18話 「三人目の仲間」
こうして、ノアたちのパーティーは三人になった。テオは前線には立てないが、その代わり、結界を張る守りの魔法と、膨大な知識で旅を支えるという。「攻撃は二人に任せます。僕は、皆さんが死なないようにするのが仕事です」。妙に頼もしいその言葉に、フィーナは肩をすくめて笑った。
三人は次の封印を目指し、火山地帯にある町――燃ゆる炉の町、イグナへと向かった。テオの地図帳によれば、その地下に眠る守護者の名は、炎の精霊イフリート。「火の中でこそ力を増す相手です。生半可な準備では、近づくことすらできません」。
道中、夜営の焚き火を囲みながら、テオはぽつりと漏らした。「僕の兄も、冒険者でした。三年前、封印のひとつに潜ったきり、帰ってこなかった」。揺れる炎を見つめるその横顔に、ノアは静かに窓を灯し、たった一言を返した。「一緒に、探そう」。




