3.少年編③ シルク・ウェーブ②
まだ長くなりそうなので
分けましたm(_ _)m
色々なご意見をお待ちしてます
なってからメリゴ国との戦争は一変した
数々の戦場でシルクは勝利を収め
破竹の勢いで領地を奪還していった
メリゴ軍からはカトカラの悪魔と呼ばれ
カトカラ軍から金色の閃光が発せられると
恐れた兵士達が逃亡する姿が
よく目撃されるようになった
首都カラシャンでは勝利の度に
お祝いムードで軍を讃えた
反メリゴ派の旧カト.カトブリチ.カトパマの難民も元は同族であった
カトカラの方がいいと
避難してくる民も多く
カトカラは勢いが増していくのだった
この頃に避暑地にて休暇をとっていた
シルクはある人物と出会い恋に落ちた
彼は科学者で古代の化学を研究していた
もちろんコインも研究しており
それが縁になり後に結婚する事となった
ある日避暑地で彼と湖畔を散歩していると
馬の蹄の音が近づいてきた
近くまで来たカトカラの兵士は
馬を降りてシルクに書状を差し出した
書状にはこの度の活躍に対して
凱旋式を行う為首都カラシャンに
招来するようにと書いてあった
後日シルクからの召集がかかり
シルク軍は首都カラシャンに向かった
道中軍団の兵達は休暇を惜しみながら
凱旋式の褒賞の話で盛り上がっていた
ハイターもシルクが総将軍になり自分も
上将兵から将軍になるんだろうと
他の近衛兵と予想を言い合っていた
首都カラシャンの手前までくると
1人の門番がシルクに話しかけてきた
軍は入り切らないので城壁外で待機して
代表のシルクだけ登城する様にとのこと
ハイターは上将兵である自分は
何故行けないのかを門番に詰め寄ったが
上からそう言われているしか答えなかった
ハイターは腑に落ちないのか
シルクに小声で耳打ちをした
ハ「1人で登城とかおかしくないですか? 何かあっても守れませんよ?」
シ「相変わらず心配性だな
大丈夫ここは敵地ではないのだから」
そんなもんかねと言いたげそうな
ハイターは顎を擦る
でわ行ってくるとシルクが軍団に言うと
皆から歓声が上がった
その声を背にシルクは歩き出した
議事堂に入ると歓迎ムードでは無い
雰囲気にシルクは汗が滲んだ
そこには元老院7人と見た事のない
3人の将が座っていた
シルクは片膝を付き礼をする
するとすぐ後ろに兵が2人立った
剣は鞘から抜かれている
シルクがこれはどういう事かと尋ねると
元老院の1人がシルクに話しを始めた
元「本来なら今日凱旋式を執り行う
はずだったのだが御主に他国との
内通の疑いがあってな
調べる事とする」
こんな時にはいつもハイターが馬鹿な!と
口達者に反論するのだが今はいない
計られたのだと悟ったシルクは
このままだと斬首が待っているのは
予想ができた
元老院はコインについて執着が凄かった
まさかコインを手に入れる為に
ここまでするとは思わなかった
逃げ出す為にシルクが
コインに手を伸ばしたのを見た
元老院の長グレートゥスが口を開いた
長「素直に従え!もしこの場で
異能を使えば御主の部下達がどうなるか
予想ができよう」
元老院はシルクに色々な質問をし
コインの出所に探りを入れてきた
シルクは母の商家から戦争に役立つと
商会の伝手で手に入れたと
前回報告したはずだと弁明したが
グレートゥスは聞いた事は無いと
皆の前で反論した
その後シルクは沙汰があるまで
城の部屋に監禁される事になり
議事堂から出る時
3人の将に目を向けると
1人ニヤついてコチラを見る者がいた
数日後シルクが内通の罪状で
斬首になる事が発表され
国中がざわめいた
3日後牢屋に移されるまで
部屋での待機となったが
シルクは考えていた
このまま殺される訳にはいかないと
部屋の前で見張っている兵士が
教えてくれたのだが
監禁される事が決まってから
ハイターや部下達と正規軍とで
少し衝突があったらしく
ハイターやブリーチや彼が面会を
求めても逃亡の可能性があるので
却下されているらしい
嬉しい反面申し訳なく思った
牢屋に入る日守衛が部屋で護送の
準備をしてシルクに手錠をする
淡々と作業をしていると
遠くで小さな爆発音がなり
だんだん外が騒がしくなってくる
急いで入ってきた守衛が
移動する事を部屋のなかの守衛に
伝え牢屋に急いで移動する事となった
部屋を出て守衛に連れられ
廊下を移動していると
前からシルク軍の知った顔の
部下達が現れた
部「将軍!」
守衛2人はシルクの前に出て
剣を構える
シルクの後ろにいた最後の守衛が
横切ると2人の守衛を見事なまでに
背後から襲い一撃で気絶させた
偽守衛は倒れた守衛から手錠の鍵を奪い
振り向きながら天高く掲げると
シュピーンとウインクしてきた
シ「ハイター...お前という奴は...」
ハ「話は後で..急ぎましょう!」
ハイターは部下達に合図を送ると
別働隊の部下達は宝物庫を荒らし
シルクのブレスレットとコインを
回収していた他にも売れそうな宝物も
皆んなで掲げてドヤ顔だ
シルクはブレスレットとコインを受け取り
真新しい甲冑を着る
その甲冑にはもう国の紋章は
入っていなかった
ハイターの手引きで退くと
所々で戦闘があったが
無事首都カラシャンから
抜け出しに成功した
そしてフジの領地を目指した
馬を走らせながら捕らえられてからの事を
ハイターと部下に簡易的に聞いた
皆シルクの為に色々と動いてくれた様だ
ブリーチは総将兵を辞任し
ブリーチ軍やハイターとシルク軍の
部下達は今回の沙汰に納得が行かず
先に家族を国外に出して
シルクを救出する事を選んだ
フジの領地の森は木々が高く日の光を
遮り昼間でもとても暗かった
暗い中獣道を奥に進むと
焚き火の火が見えてきた
シルク達が合流すると
待っていた兵達は焚き火を消して
発光石を木々に付けて
辺りを薄暗く照らした
夜になるとフジの森は
より不気味な雰囲気を出す
近くの森からカンカンと2回
金属音が聞こえハイターは
合図を送る様に3回金属音を鳴らした
しばらくするとブリーチ軍の兵士と
共に彼が現れた
シルクは思わず走り出し
彼に抱きついた
周りの兵がニヤついているのを
気づいたシルクは恥ずかしそうに
彼から離れた
今ブリーチは他の4ヶ国と交渉をしており国を捨てた兵達と共に受け入れてくれる
国を探していた
ハイターはこのままブリーチに合流して
国を出て他国に亡命するらしく
一緒に来ないかと誘われた
今回の事件で皆に迷惑をかけた事を
シルクはハイターや部下達に
謝罪して感謝した
ハイターは照れくさそうに顎を摩った
そしてハイターをこつき笑顔を見せる
振り返ると彼に近づき彼を見つめ
彼と一緒に過ごして余生を
静かに過ごす事を選んだ...
◇一方...元老院達はシルクが逃げた事に
慌てふためき長であるグレートゥスは
捜索隊を国の四方に展開させた
数日後グレートゥスは屋敷の部屋で
死体となって発見された
今回の事で責任を感じ自殺したと
発表された
シルクは初恋です
戦いしか知らなかったので...
謎の3人は後々出てきます
グレートゥスは本当に自殺なんですかね...




