表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
80/132

クエスト80  マジカル・ロブコス

 マジカル・ロブコスは、どうやらモリスター公国内に有るらしい。所有するのは、大司祭エリック・エリオットであるという。

 エリオットはルーザックの師匠グドルフと同年齢の大御所だ。西のエリオット、東のグドルフなんて呼ばれた時代もあった。

 何とか苦労して、エリオットと面談出来る様になった。ところが、戦士のアクスの様にレンタルさせてくれたマルドラ・ディガー23世とは異なり、このエリオットという男は、想像以上に頭の固い男だった。ただ頭が固いだけではない。ルーザックやスーゲルを詐欺呼ばわりして、2度と会えない様にした。

 だが、どうしてもマジカル・ロブコスを手に入れたいルーザックとスーゲルは、エリオットが許してくれるまで、王宮の前に居座った。

 そうこうしているうちに、3日が経過していた。この事態を打開したのはあるアイテムだった。シルバーカードである。

 「ええい。しつこいやつらだな。もう一度だけ話を聞いてやるか。」

 「スーゲル、これがあれば大丈夫だよ。」

 「何これ?」

 「まぁ、これでダメなら打つ手なし。ピルティンも連れて来るしかないよ。」

 「おい、そこの二人。エリオット様がお呼びだ。」

 「チャンス到来!」

 「で、要件は?マジカル・ロブコスならやらんぞ。」

 「恐れながらエリオット大司祭様に見せたいものがございます。」

 「何だ?…これは!」

 「我々が詐欺師ではないことは、分かってもらえますね?」

 「お主、あの難攻不落のコール・リプレイスで10人抜きを達成したというのか?」

 「はい。恐れながら。」

 「それならば、大変な失礼をした。すまん。マジカル・ロブコスはお主の様な強者に使ってもらうためにある。存分に使ってくれ。ちなみにそちらのお嬢さんも戦うのかい?」

 「私はスーゲル。根っからの武道家さ。」

 「お主らまさか、大魔王バルガスを倒しに行くのか?」

 「よく分かりますね。大司祭様。」

 そのあとはマジカル・ロブコスの使い方と特徴を永遠と2~3時間みっちり指導された。マジカル・ロブコスは、持っているだけで、全ての魔法が威力2~3倍、更に消費GPが3分の2で済むという。呪文使いにとっては最高の武器だった。

 「なぁ、ルーザック?そのシルバーカードって本当に凄いのか?あんだけ頑なに拒否ってた大司祭様をひれ伏せさせた位だからさ…。」

 「このカードを手に入れるのは、死にもの狂いでしたよ。まさか、こんなところで役に立つとは。」

 「そっか。お前も色々苦労してるんだな。よし、これで俺達の担当はcompleteだな。」

 「では、ピルティンとマルゲラのいる合流地点に急ぎましょう。」

 「あのさ。何で私だけ敬語なの?タメ語で良いわよ。」

 「スーゲルは、女性ですから。」

 2人は装備の強さに頼ってはいけないと感じている。聖武具によって自分達の力は大きく引き出されていることを感じた。その一方で、弱点もしっかり見えていた。それを克服しない事には、大魔王バルガスを倒すなど、片腹がいたい。

 世界の平和は今やルーザックらの活躍にかかっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ