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村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


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クエスト79  野獣の爪(ビーストクロウ)

 一方、ビーストクロウとマジカル・ロブコスを探すスーゲル、ルーザックチームは、まず、ビーストクロウがエアルーガ王国内のパレス(神殿内)にあるという情報を仕入れた。

 「ここですね。例のパレスは。」

 「本当か?ルーザック。間違いないのか?」

 「議論してても埒が空きません。突入しましょう。」

 「そうだな。100の議論より1つの行動。」

 2人はパレス内に侵入した。どうやらビーストがいる気配はない。パレス内部を奥深くへと進んでいくと、2人は異常に気付く。

 「ビーストがまるでいませんね。」

 「それは良いんだけどさ、何だか嫌な予感がする。」

 スーゲルの嫌な予感は的中してしまう。宝箱一つがパレスの中央部分にポツンと一つ。それに手を触れた瞬間。巨大な銀竜が姿を現した。その巨大な銀竜は、

 「汝我が宝を盗む侵入者と判断した。我は全力でこれを排除する。かかって来い!」

 と、機械的に言うと、いきなり襲いかかって来た。だが、スーゲルとルーザックは落ち着いていた。ブレス攻撃対策としてジュバーハと銀竜の蹄対策としてジュクルトで、防御力UP。さらにスーゲルにダイキルトをかけ、攻撃はスーゲルを主体として行うお決まりのパターンで、今回も戦う事にした。

 これまでに闘ってきた強敵に比べれば、このメカニカルドラゴンは大した敵ではなかった。ものの20分でメカニカルドラゴンを倒した。

 「見事な実力だ。お前らなら大魔王バルガスを倒せるかもしれない。頼んだぞ…。」

 2人はこうして、ビーストクロウ(野獣の爪)を手にいれた。

 「やりましたね!スーゲルさん。これは貴方の武器です。」

 「軽くて使いやすいな。利き手の右手にはめて、左手にはこのデビルクロウ(悪魔の爪)をはめよう。」

 「攻撃力UPも甚だしいじゃないですか笑。」

 「まぁね。」

 ビーストクロウは道具として使うとデダパニョの効果がある。デダパニョは敵ビーストを1体混乱させる呪文であり、ルーザックも当然マスターしている。

 その一方で、スーゲルとルーザックは、トトの鎧と兜について有力な情報を手にしていた。勿論、これはピルティンらと合流してから手に入れるものだと思っていた為、スーゲル、ルーザックチームは、残る聖武具マジカル・ロブコスを手に入れる為、足を進めた。

 「ルーザック?何してるの?早くマジカル・ロブコスを手に入れて、合流地点に急ぐわよ!」

 「そうですね。これは私が使う武器ですからね。」

 ルーザックは、自分の扱う聖武具がどんなものなのか、とても興味津々であった。

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