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村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


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クエスト74 このパーティーに足りないモノ

 ルーザックが加入したピルティンのパーティーは、魔法面での脆弱さは解消されたが、このパーティーには絶対的に欠けているモノがあった。

 それは連携力である。連結力とでも言える。ルーザックが加入して間もないせいか、このパーティーは、個の力で戦い抜いてきた。その為、動きがてんでバラバラなのである。パーティー戦と個人戦では、全くstyleが異なるのは言うまでもない。

 雑魚相手ならまだしも、大魔王バルガスにそれは通用しないだろう。パーティーの連結力(連携力)を高めて行く為には、戦闘を重ねて行くしかない。ピルティンもその事についてはこう語っている。

 「個人個人の実力は大事だが、これから先の戦いは、ベースにある実力プラス応用力として連結力というモノが必要になって来る。4人になった今、改めてそれをきちんと意識して行かねばならない。」

 「マルゲラやスーゲルは傭兵だった事もあるし、一人でガンガン行こうぜってなる気持ちは分かる。」

 「でも、これからはチームプレーが大事になる。ルーザックお前もだ。」

 ルーザックにとっても勉強になることが多かった。個人の力だけで、バラバラに攻撃するよりも、チームとして攻撃すれば個人の攻撃の限界を突破出来る。とピルティンは考えたのだ。

 「まぁ、当たり前だよね。ルーザックの補助魔法で、俺達は最強になれるわけだし。なぁ、ルーザック?」

 「あ、ああ!」

 焦る必要はない。何を努力する必要があるのか。自分達にとって何が欠けているのかを考える事は決して無駄な事ではない。むしろ、パーティーとして、高みを目指すのならば避けては通れない道である。

 その前にパーティーとしての完成度を高めておくのも必要であろう。そして、それがどのようなモノかという事を明確にイメージしておく必要がある。

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