表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
71/132

クエスト71 武道家スーゲル

 スーゲルは典型的な武道家タイプである。俊敏性に優れ、攻撃力もある。その一方で防御力と魔法防御力が低い。

 スーゲルはマルゲラと同様、ピルティンの様な名家の出身ではないが、育ちは悪くない。ピルティンとの出会いは、先に述べた用心棒オーディション大会で、準優勝した事によるものである。

 ちなみに、ピルティンとマルゲラが男性なのに対して、スーゲルはパーティーで唯一の女性であった。性格は男勝りで、とてもアグレッシブである。

 そんなスーゲルの旅の目的は二点ある。一点目は最強の武道家になる事。もう一点が、ビーストによって滅ぼされた里から持ち出された黄金のナックルを取り返す事である。

 スーゲルが、女性でありながら戦いの道を歩む事になったのは、スーゲルの故郷がビーストによって滅ぼされたからである。その当時スーゲルはわずか10歳だった。両親や村人は、襲ってくるビーストに歯が立たず全員が、殺された。孤児になったスーゲルは、必死で逃げた。それでもスーゲルは生きていかなければならなかった。

 だが、わずか10歳の少女がたった一人で生きていくためには、ビーストや困難に打ち勝つ必要があった。元来、バカ力でならした少女時代のパワーが役に立つ事になる。正式に武道家として、スムーズに生きていこうと思ったのは、スーゲル15歳の時だった。

 まぁ、そんな事情もあり、流浪人を続けてピルティンやマルゲラというパートナーに出会った。他人を全く信用出来なかったスーゲルだったが、ピルティンの一言で、その思考は変わった。

 「俺達の前では力なんかいれるな。仲間同士なんだから。スーゲルの過去は、辛い事の連続だったかもしれないが、これからその分良いことがあるよ。そう信じて前を向いて行こうよ!」

 マルゲラも良いことを言っている。

 「お前の過去は過去。今は今。お前は俺達の仲間になったんだ。俺達はお前を裏切る様な事は絶対にない。」

 スーゲルは彼等の言葉に涙が出そうになった。確かにスーゲルの人生の前半は辛い事の連続だった。しかし、私はまだ若い。これからの人生が、幸せで充ち溢れているだろう。そう思えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ