クエスト54 7人目の試練
7人目の刺客は、二代目魔導星ウェルハムである。フォー・キング・オブ・コールの中でも唯一の魔法使いである。
同じ魔導士として、この戦いだけは負けてはならない一戦だった。戦いは、魔法の打ち合いになる事が容易に想像出来たが、その予想通りに戦いは進行していく。
ルーザックとウェルハムの実力は薄中していた。使える魔法の種類、GP(魔法力)、スピード、タフネス、どれを比べても甲乙つけがたい。となると、後は個人の呪文の威力により勝負が決まる。
ルーザックは、マホバリアで、ウェルハムからうける魔法攻撃のdamageを最小限にした。ウェルハムはジュモトーンをひたすらかけてきたが、マホバリアで体勢の整ったルーザックには効かない。呪文使いの魔導士同士の戦いで勝つにはどうしたら良いのか?その課題は思った以上に手こずるものだった。探りあって行く中で均衡が崩れたのは、ひょんな事からだった。それまで散発的に使っていたディラ系呪文が意外にも聞くことが分かった。
その為、ルーザックはディラ系呪文(ディラ、デディラマ、デディラドン)を軸に攻撃を展開していく。どんなに強力な魔導士でも、弱点はある。それさえ見つければ、後は楽勝だ。実はウェルハムは気付いていなかったが、ルーザックにも弱点がある。リャド系呪文(リャド、リャダルコ、マリャド)である。先に相手よりも早く、ウィークポイントに気付くのが、勝利の鍵だ。
こうして、何とかウェルハムを降参に追い込みジEND。ルーザックは長期戦も覚悟した魔導士同士の接戦を制した。
「この戦いは、本当に紙一重の勝利だった。同レベルの魔導士同士の戦いはこんなに大変だとは思わなかった。しかし、俺はこの戦いに勝利し、大きな経験値を得る事が、出来た。」
自分と同格以上の魔導士、所謂同業他社に勝利した事は、自信になったであろう。その一方で、自分の弱点もはっきりしたはずである。自分がどのように戦いを展開していくべきなのか、分かった。まだまだ成長する余地はありそうだが、ここまでこれたルーザックを評価してあげよう。とグドルフは思っているはずだろう。




