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村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


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クエスト46 コール・リプレイスとは

 さて、そもそもコール・リプレイスとは、どんな施設なのかを説明しなくてはなるまい。

 コール・リプレイスとは、そもそも公の懸け(ギャンブル)の対象でしかなかった。懸けの為の闘技場として長い間経営していたが、その風向きが変わったのは、30年程前の事であろうか。

 懸けよりも収容人数を多くするイベントは出来ないかと、支配人のキンドルがあるアイディアを思いつく。それは、斬新なアイディアだった。

 10人の強力な戦士を用意し、腕自慢、力自慢に挑戦させる。10人切りを達成すれば賞金1000万スターを手に出来る。

 このアイディアは、大成功で誰もがこの挑戦を見たくて、コール・リプレイスに足を運んだ。しかし、コール・リプレイスの歴史上只一人10人切りを達成したモモドア・クロムハープが創設2年で、賞金を手にする事になってしまい、キンドル支配人は、採算をとるため、10人の戦士達を強化に本腰を入れる事にした。

 そこで考えられたのが、現行の体制であった。5:4+1→前半戦の5人は、弱、中級者を配置し、後半4人+1人(この当時から当分の間は10人目は空位)の黄金比率を編み出した。フォー・キング・オブ・コールの名の通り、四天王が空位の玉座を堅守していた。前衛5人の消耗は激しかったが、そこらにいるチンピラに剣を持たせれば良いというレベルのものであり、コストパフォーマンス的には、問題ない。後半の四天王の強さが別格過ぎたからだ。

 この体制にしてから6人目に到達した人間は数知れず、四天王の1角の刺客の前に全滅であった。この体制にキンドル支配人が、辿り着くまでに15年の歳月を費やした。15年の月日をかけて最強の戦士を探し、その後継者を再三に渡って輩出するシステムまで開発していた。

 初代四天王は以下の通りである。

 剣聖ギャロル

 槍星ランガース

 魔導聖ヴァンガル

 拳聖ラロット

 の順番で、配置されていた。そして、彼等四天王の子孫を2代目として教育するという、英才教育を施すキンドル式育成術を編み出した。

 この体制が確立して以来メンバーの高齢に伴う交代をせず、いつ現役の四天王が高齢になっても良い様にスタンバっていた。イーグロンズラーの加入が決まっても、四天王の特に剣聖ギャロルの強さが際立ていた。

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