表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
39/132

クエスト39 失敗

 ルーザックは、成長する反面、失敗も経験している。小さな失敗から大きな失敗まで、ルーザックは失敗を重ねていた。

 しかし、グドルフは失敗しても、ルーザックを攻めなかった。失敗は誰にでもある事であり、失敗から学ぶ事で、成長の糧に繋がって行く事もある。同じ失敗をすると、大抵は怒られるが、グドルフは違った。グドルフは言う。

 「失敗はたとえ同じ失敗でも、全て成長の糧となる。だから、ワシは怒らない。むしろ、今のうちしか失敗は出来ないのだから、どんどん失敗を恐れず積極的に行動して欲しい。今は生きるか死ぬかのバトルをしているわけではないし、失敗したからと言って、失うモノは何もない。むしろ、成功ばかりで、スムーズに戦いに臨む事の方が恐ろしい。実戦でのミスや失敗はパーティーの命運をも左右する。失敗を恐れるな、ルーザック。しかし、失敗ばかりだと何を学んだのか?という事になる。失敗はしても良い。何回でも良い。失敗した分だけ、同じ量の学びがあれば成長する。」

 ルーザックは、グドルフのその助言を聞いて、どんどん積極的に、失敗を恐れず積極的に行動するようにした。もちろん、そこから何かを学ぶ事を忘れず。

 これはグドルフが、経験した事に由来した。グドルフ自身が、何を隠そう失敗の積み重ねで天下をとった人間だからである。だから、グドルフはルーザックにも同じ事をさせた。

 自分が通った道ならば、誰でも一流の魔法使いになれるというような驕りはない。失敗を恐れないというのは、大切な事である。

 それは、誰もが失敗など、したくはないと思うのは、普通の事である。しかしながら、失敗のない人間にはのびしろが、ない。成長する事がある一定の所で止まってしまう。その先に行けずに、何故いけないのか悩んでしまうものの、答えは一向に出てこない。

 しかし、答えは簡単だった。失敗をしていないから前に進めないのだ。一皮剥ける為には、失敗という痛い思いをする必要が、あるのである。

 何の苦労もせずに美味しい思いをする事は、人生においてはそう何度も訪れない。グドルフは、ルーザックにそれを分かって欲しかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ