クエスト121 地底の試練
4つ目の試練は地底の試練である。ボスはガルムス・ベイガーだ。ごつごつとした岩が多く、ここは、地底の深き洞窟をイメージしているものかと思われる。
「よくぞここまで辿り着いた。褒めてつかわす。他の3人は楽勝だったかもしれないが、このワシはそうはいかんぞ!何と言っても4試練の中で最強と言われているからだ。勝てる覚悟があるなら、かかって来い。さもなくばここを立ち去るが良い。」
ガルムス・ベイガーは、確かに4人の試練の中では、最強であった。今まで戦って来たどの刺客の中でも、最強だったかもしれない。
だが、ピルティン達にとっては雑魚が中ボスに代わった程度のものだった。はっきり言えば、他の3人と比べて、毛色が違うだけで、ピルティン達から見ればドングリの背比べにしか見えなかった。
ガルムス・ベイガーの最大の特長は、長さ2メートル以上あるロック・ブレイドである。当然の事ながら、パーティーの剣客である、ピルティンとマルゲラの二人が主戦となり、スーゲルとルーザックは補助に回った。そうやって、役割分担をする事で、無駄な動きを全て省略する事が出来た訳である。
「この程度の実力で4試練最強の刺客とは、片腹が痛い。笑わせてくれるぜ。」
「ロック・ブレイドは強力な武器かもしれないが、それを扱うplayerがこの低打落ではいけないと思う。」
「ここまでは楽勝ね。でも私達の最終目標は大魔王バルガスの打倒よ。それを忘れないでね。」
「ルーザック、魔法力は大丈夫か?」
「ああ、お陰様で8割位は残ってる。いくら楽勝の相手でも数打たれるときついな。」
はっきり言えばここまでは前座である。ピルティン達の目標は前座を無事にこなす事では無い筈だ。そして、これからピルティン達は地獄を見る事になる。
それは、まさかの刺客の登場により、一気にピルティン達は勝つか負けるかの瀬戸際に立たされてしまう。まさかの出来事であった。
「よし、次は大魔王バルガスや、気合いいれてこか!」
呑気なものである。この余裕の状況を崩す最高かつ最強の刺客が次の部屋にはいた。




