クエスト112 作戦
ただ闇雲に根性論だけで突っ走っても、跳ね返される可能性は高い。そこで重要なのが、綿密な作戦計画である。作戦とは言え、大魔王バルガスの実力は未知数である。現状を踏まえると大雑把なモノになってしまう可能性は否めない。例え大雑把でも、作戦を決めているのと、決めていないのでは、意味が大きく異なって来る。そこでピルティン達は、3つのパターンを想定して対策を立てる事にした。
まず1つ目のパターン。相手(大魔王バルガス)が、力業やブレス攻撃で押してくる場合。この場合は、ジュバーハ(ブレス系防御力UP呪文)やジュクルト(全体防御力UP呪文)で守りを固めつつ、ピルティン、マルゲラ、スーゲルの3人にダイキルト(攻撃力UP呪文)をかけ、ダイレクトattackで倒すのが望ましい。
2つ目のパターンは、相手(大魔王バルガス)が、魔法を中心に攻めてくる。しかも、はてなきはどうなどで、しきりにルーザックの補助呪文を無効にしてくる様な場合。この場合は、ジュモバリア(魔法耐性UP呪文)を多用し、大魔王バルガスの強力な呪文のダメージを抑える。その上でダイキルトをピルティン、マルゲラ、スーゲルにかけて敵を制圧する事が出来るだろう。
3つ目のパターンは、1つ目のパターンと、2つ目のパターンが合わさったバランス型のような場合である。恐らくこの3つ目のバランス型が可能性としては、最も高い。対策としては、大魔王バルガスがどこに攻撃軸を置くかによって変わって来る。
想定されるロールプレイはこんなところである。何度もパーティー全体でロールプレイをする事が勝利の可能性を向上させる。それだけではない。大魔王バルガスとの戦いにおいてアドバンテージをとれるかという事にも大きく関わって来る。備えあれば憂い無し、大魔王バルガスの戦法は、百戦錬磨のピルティン達にしてみれば、丸見えだった。
当然、大魔王バルガスはその想定の上を行く事になるのだが、まだ今は一人一人が与えられたロール(自分の役割)をしっかり考え、慢心に陥らない事が重要である。




