クエスト109 いざ
「さて。これからやるべき事は1つしかないよな?」
「ああ。大魔王バルガスの息の根を止める事さ。」
「その為にあれだけキツい事やって来た訳だし。」
「本当。もう2度とあんなキツいのは、ごめんだわ。」
「ところで、その大魔王バルガスって何処にいるのか?」
「そうだな。それが一番大切な事かもしれない。」
「デビルロイヤルって聞いた事あるか?」
「デビルロイヤル?そこにバルガスがいるって言うの?」
「俺もその名前は聞いた事がある。けど場所は分からん。」
「これまで世界各地を旅してきたが、情報は少ないな。」
「まずはデビルロイヤルに繋がる有力な情報を手にいれないと。」
「話にならないわね。聞き込みは大事よ。」
「こっちからバルガスを引き寄せる事も出来るかもよ。」
「いや、それはやめておこう。危険が大き過ぎる。」
「確かに。まともに正面からデビルロイヤルに乗り込んだ方が、良さそうだ。」
「考古学者なら、デビルロイヤルについて知っている人がいるかも。」
「スーゲル?本当か?だったらすぐそこへ行こう。」
「善は急げだな。直接デビルロイヤルに行く。」
「話はそれからだな。しかし、俺達で倒せるかな?」
「やってみなきゃ分からないわ。大丈夫よ。」
「バルガスは、魔王軍団の総帥。だから、相当強いよ。」
「そのギャグ、マリャド(上級氷結呪文)級に寒いんだけど何か?」
「危機感持とうぜ。世界の平和がかかってるんだから。」
「力み過ぎは良くないわよ。マルゲラはいつもそう。」
「世界最強がどっちなのか、これでハッキリするな。」
「もしもこの作戦に失敗したら、人類も終わりね。」
「かもしれない。俺達以上の強さの猛者はいないだろうしな。」
「バルガスもその辺の事は理解してるでしょう。」
「勝てるか、勝てないかじゃない。絶対勝つんだ。」
「それはパーティーの長である俺に言わせてくれよ、ルーザック。」
「いざ、デビルロイヤルへ。旅の集大成見せようぜ!」
「マルゲラも、たまにはまともな事言うのね。」
「俺達の旅の成果を発揮すれば大丈夫。」
「そう。信じたいモノだな。いや、信じよう。」
「明日生きていられるか分からないなんて思いたくないし。」
「そうね。明日も明後日も生きていたいからね。」




