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村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


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クエスト106 お互いの収穫

 お互いの収穫は目に見えるモノもあれば、そうではないモノもあった。とりあえず、お互いに何をどんな風に努力して来たのかを語り合う事にした。

 ルーザックはドラゴンルームでの激闘を、ピルティン達はトトseriesを得るための激闘などが、主な話題の中心となって行く。この様にパーティーの間で、情報を共有化する事は大切てある。コミュニケーションがとれているパーティーと、とれていないパーティーでは、大切な場面での力の発揮具合が全く変わって来る。

 これから大切な戦いを控えたピルティン達にとっては、小さな情報でも、逃さずキャッチしておきたいモノである。

 「しかし、離れて見ると分かるけど、仲間って大切なモノ何だなって思った。1人で戦っていると不思議なモノで、このケースではマルゲラに攻撃してもらいたいとか、スーゲルにはああしてもらいたいとか、ピルティンならこうするだろうなんて事をシュミレーションしながら、攻撃呪文を唱える訳さ。仲間のありがたさっていうモノを感じたよ。」

 「俺達だって、3人で行動するのは慣れてるけど、ルーザックがいれば、もっと楽に勝てた戦いは山程あったぜ。それに、呪文使い無しではパーティーが成り立たないモノになってしまったのかもな。それに、これは俺の個人的な意見なんだが、独身貴族が居てくれないと、やりづらくてな。(笑)」

 「ピルティンのいう様に呪文使いがいるのといないのでは、全然違うよな。やっぱりルーザックは、このパーティーに必要何だなって気付いた。ダイキルト(攻撃力増幅呪文)かけて欲しいな。アノ呪文があると、どんなビーストでもやっつけられそうな気がしてな。ルーザック無しだと苦労はしたんだぜ。ピルティンの奴は言わねぇけど。」

 「一緒にいるとよく分かりにくいけど、離れて見ると分かるありがたみって大切にしたいよね。ルーザックが帰って来るのが本当に待ち遠しかったわ。パーティーの仲間として。お帰りなさい。」

 こうした仲間同士の固い絆も戦力の内ではある。無駄話などしている暇はないぞと、言うかもしれないが、これから一世一代の大勝負を繰り広げる前にコミュニケーションを取ることは、こうした小さな事こそが、勝敗を分ける可能性もある。

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