クエスト105 合流
ルーザックは合流地点である、メラガディア共和国へと向かった。ピルティン達も恐らくそれぞれの課題をクリアして、合流地点に向かっているはずである。
ほんの少し(約1ヶ月)会っていないだけであったが、妙に懐かしさ覚えた。
「やぁ久しぶりだね。ピルティン、マルゲラ、スーゲル。」
「ルーザック、お前、痩せたか?」
「そうかな?確かに大変な苦労はあったけど。」
「沢山の死闘を越えてきたみたいだけど、こっちも負けてないぞ。」
「それは良かった。これで大魔王バルガスにも挑戦出来るな。」
「ルーザックに報告しなきゃいけない事もあるの。」
「報告?なんだい改まって。重大な事でもあったの?」
「実は、マルゲラとスーゲルは結婚したんだ。隠すつもりはなかったんだ。こんなタイミングで発表する事じゃないのかも知れないけど、ルーザックにはきちんと話をしておかないとと思って。死ぬかもしれないと思うと気持ちが焦ってさ。」
「新婚生活も中々悪くないわよ。」
「隣で戦士と武道家のカップルにイチャつかれる独身勇者の気持ちも考えてくれよ。本当に(笑)」
「良い事じゃないか。オープンにしてくれて嬉しいよ。」
マルゲラとスーゲルが結婚する事になった事に関しては、驚きもあったが、よく考えてみれば、自分達は、結婚適齢期にいる事は確かである。独身のピルティンも自分自分も子供がいても可笑しくない年齢になっている。そういう事を合流と共に考えさせられた。
ルーザックとは別行動をとっていた、ピルティン達も装備を整えるため、世界各地へと旅をして成果を上げて見せた。伝説の勇者トトの残した通称トトseriesをコンプリートして見せた。
ルーザックは、ドラゴンルームで手に入れた宝剣フィラオーロをマルゲラに渡した。
「これ、お前が使えよ。」
「そんなに粗悪品でした?」
「いや、そう言う事じゃないんだ。俺にはこの戦士のアクスがあるから、要らないって話。ピルティン見たいに二刀流とか出来る程器用じゃないんだわ。剣術なら俺がマルゲラ流剣術を仕込んでやるよ。つーか、宝剣って言うくらいだから、戦闘向きじゃ無いんじゃないの?」
「そうですかね?ま、そう言う事なら俺が使いますよ。剣術指南ヨロシクお願いします。」
4人共にそれなりの成長が、これから見られそうだ。ピルティンはこう語る。
「これで、大魔王バルガスを倒す準備は整った。あとはバルガスの首ただ1つ。それに向けて、お互いがやれる事はやれたはずだ。これで負けてしまっても我々に悔いはない。」
パーティーの皆、本当にそう思えた。




