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村一番のアホが大賢者に弟子入りして伝説のダンジョンで修練して腕あげて魔王を倒しちゃう大魔導士の話  作者: 佐久間五十六


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100/132

クエスト100 71階~80階

 71階~80階まで来る間に3度目の休息をとった。後半戦という事もあり、ここからの最深部は少しでも万全の状態で臨みたい。

 71階~80階のカテゴリーボスは、ドラゴンライダーという、龍にまたがった竜騎士だった。飛竜に乗ったナイト風ファイターを相手に戦わなければならない。

 守備を固めて、攻撃に転じようとしたが、どの呪文もあまり効果的なものではない事に気付く。そこで、ルーザックは複合呪文を使ってみる事にした。今まで、試したことの無いような組合せもバンバン試した。複合呪文の良い所は、属性が複数になる事である。単発で効果のない敵にも有効打となる攻撃を放つ事が出来る。

 色々なパターンを試す事で、ルーザックにとっては今後のレパートリーをストック出来る。だが、良いことばかりの様な複合呪文にも、弱点が無いわけではない。2つの呪文をミックスさせる訳であるから、当然の事ながら呪文の詠唱時間がかかる。しかし、そのデメリットよりも複合呪文にはメリットがある。だから複合呪文(合体魔法とも言う。)を使って行く事になる。

 と、なんだかんだ言っても流石はルーザック。あっけなくドラゴンライダーを倒した。

 「そうか、こういうパターンも充分使えるな。こういう事はメモして置かないと直ぐに忘れるからな。」

 ルーザックはこれまでに試した25パターン以上の複合呪文の組合わせをメモして、リストバンドに仕込んだ。ルーザックはオシャレのセンスもある。着ている服装も、全てこだわりのあるボレロである。人1倍のこだわりを見せるのは、格好の良い魔導士を目指しているからだと言える。魔導士たるもの、服装に関しては誰よりも格好の良いものを着ているつもりだ。

 強い者は美しい。それがルーザックの持論であった。あと残すは20フロアでドラゴンルームをコンプリート出来る。ルーザックの野望はまだ達成された訳ではない。ルーザックは、もう一度気を引き締めた。

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