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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

どのくらい、時間を潰していただろうか。固定電話が鳴ると、祐斗は立ち上がり出た。


「はい、御電話あり『あ、あたし』」


祐斗の言葉に被せぎみに、電話の向こうのむつが言った。


「何だ、むつさんっすか。どうしたんですか?」


『何だとは何よもう。誰も携帯気付かないなんて酷い…ま、いいや。後1時間くらいで着くと思うからさ、颯介さんに言うの忘れてたんだけど、今日うちに泊まりに来てって伝えて。祐斗もだよ。だから、颯介さんに着替え持って、うちに集合で…夕飯何が良い?相談して決まったらメールいれといて』


「え?はぁ…分かりました。伝えときます」


『お願いね。じゃあ、また後でね』


言うだけ言うと、むつからの電話はすぐに切れた。祐斗は受話器を置いて、奥に戻った。


「湯野さん、むつさんからの伝言で着替えを持って集合だそうです。夕飯何が良いかも決めてメールするようにとの事でしたよ…あと、誰も携帯気付かないって文句たれてました」



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