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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

パソコンとにらめっこしているうちに、颯介は眠くなってきたのか、うとうとと船をこぎつつあった。むつは、それに気付くと、ちらちらと心配そうに見ていた。


「颯介さん?」


「あ、うん…ごめん」


「奥のソファーで寝るか、家で寝るかした方が良いよ」


「そしたら、夜寝れなくなっちゃうよ。半休も止めて、頑張ろうかな」


「んーそれなら、昼休憩の間に仮眠取ったら?1、2時間の昼寝なら大丈夫でしょ?起こしてあげるし。だから、早めに食事してきなよ」


むつは壁にかけてある時計を見た。30分ほど早いが、颯介に休憩に出て貰おうと思ったのだ。颯介もそれを分かってか、頷くと簡単に机を片付けると食事をしに出ていった。


よろず屋のオフィスの入っているビルから出ると、秋のひんやりとした空気で少し目が覚めてきた。引き出しから出てきた蛙のおもちゃの事も忘れて、颯介はお気に入りの定食屋に向かっていった。


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