表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
162/1310

ちぇんじんぐ

京井を加えた9人は、ぞろぞろと昨夜むつが指輪を買ったであろう場所に来ていた。


「この辺か?」


「うん…うん?」


祐斗むつはいつの間にか、西原の隣を歩いていた。今は京井の隣の方が、分かる事が多そうなのに、気が付けば西原の隣に居た。それを不思議に思いつつ、祐斗むつはむつ(祐斗)の方を見た。むつ(祐斗)は冬四郎の隣に居た。


「これは…身体が覚えてる癖ってやつ?だとしたら、祐斗はかなり先輩になついてるんだね」


首を傾げながら、祐斗むつは京井の隣に移動した。京井は何かを探すかのように、きょろきょろしている。


「その指輪からはもう売った人の匂いはしませんね…匂いが残ってれば見付けられるかと思ったんですが」


こさめも篠田から離れて、祐斗むつの指輪をふんふんと鼻を鳴らして嗅いでいる。


「無理そうね…何か他に思い出せる事ってないの?」


「無い。本当にたまたまこの道を通って、見掛けただけだから」


冬四郎、西原、篠田は流石警察とでも言うべきか、颯介から場所を聞き出しその辺り一帯をくまなく見ている。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ