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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ちぇんじんぐ

「本当にこの辺か?露店どころか、人が全然居ないぞ」


冬四郎がやってきてそう言った。祐斗(むつ)は、頷くしかなかった。


「ふん…よし、昨日この辺に来たのは何時頃だったか覚えてるか?」


「終電前だから23時前後かな」


冬四郎の質問の意図が分からなかったが、祐斗(むつ)は答えた。西原、篠田、山上は冬四郎が何の為に質問をし始めたのか分かったのだろう。側にやってきて、冬四郎と祐斗(むつ)の会話に口を挟まずに聞いていた。


「その前はどこで何をしてた?」


「祐斗と颯介さんと鶏いちで呑んでた」


「それ以前は?」


「仕事してたよ」


「…だ、そうです」


「よし、なら行きましょうか」


篠田は腕時計を見て頷いた。


「何処へ?」


山上を含めた警察官たちは、事を理解してるようだったが、よろず屋の三人と京井、こさめには全く分からなかった。


「昨日の足取りをたどれば見落としが見付かるかもしれない、って事だよ」


「西原君の言った通りです。元も含めて警察官が四人も居るんですよ、大丈夫です」


篠田が自信満々にそう請け負ってくれた。

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