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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ちぇんじんぐ

「何でこうなったんすかねぇ?」


「分からない。一応、篠田さんには断りのメール入れたはずなんだけど…社長が余計なフォローの結果じゃない?」


むつと祐斗は並んで立ち、目の前の男たちを眺めていた。二人の前には、颯介、西原。何故か、山上、冬四郎、篠田と揃っている。


「これは何かまずいよ、どうする?」


「どうにも出来ないっすね。そもそも何で練習行こうと思ったんすか?」


「あの露店、行ったのって終電近い時間帯だったでしょ?それまで暇じゃん?」


「そんな理由っすか…で、むつさんは柔道なんか出来るんですか?」


「あら、あたし有段者よ?けど、中身が入れ替わってる今は…どうなんだろ?とりあえず…祐斗はあたしだし練習不参加ね」


むつと祐斗が顔を寄せあって、こそこそと話をしているのを、颯介と山上以外の面々は、少し不思議そうに見ていた。


「はい。それにしても…怖いっすね」


「ほんとにそれ。ちびっこと遊び半分のつもりが…今日に限ってそれが無いなんて」


祐斗がわさわさと頭をかきむしっているのを、颯介と山上が不憫そうに見ている。


「とりあえず…あたしは先輩の所に行くね。あんたは篠田さんとしろーちゃんにバレないように、何とか頼むわよ」


「頑張ります‼」


むつが祐斗に頭を下げているので、ますます不思議に思ったのだろうか、適当にストレッチをしていた西原と冬四郎は動きを止めて、二人の様子をじっと見ていた。


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