st.22 待たせる時間 #2
「終着、ビエントナン到着ー!」
「長かったですねぇー!!」
「乗客の下車終わらせましたぁ〜。出発は明日の朝なので時間がありますね...どうします?」
どうします?ったってなー...今まだ昼だし...
「じゃあ、ま!腹ごしらえと行きますか!?」
「「賛成〜!!」」
というわけで、街ブラアンド昼食アンド物資補充へレッツゴー!!
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俺たちは早速大通りに面した大衆食堂へと入った...のだが...
「なんか...通りにいた時も思いましたけど...異様...ですね...」
「ああ、確実に今までの国とは違う...」
「センメがいる...なんで...?」
その時、店主が食事を運んできた。
「おまちどぉ!揚げ鶏定食大盛りが2つと、特盛倍々が一つねぇ!」
「はいはい!特盛倍々は私っす!」
「じょうちゃんよく食うねぇ!それに比べて機関士たちは...男として恥ずかしくねぇのかい!!」
「こいつに勝てって言われてもそりゃあ無理な話だぜおやっさん!!ルアメンを13杯余裕で食い尽くすやつだからな!!...そういばなんだけどよ...この国はなんでこうセンメが多いんだ?」
「あんたぁ、センメを悪く思うたちの人間かい?」
「やぁやぁちがうよ!俺ぁ転移者でよ、こっちゃきてから数週なんよ!今まで通った国だとセンメダメ絶対ってぇいうような国もあったからよ、こぉんな街中で見かけんのも珍しいなぁち思うてよ。」
「なぁんだそんなこと!こかぁね、隣の国がセンメの国でよ、昔っから交流も多いんだ。確かに敬遠した時もあったがよ、今じゃほとんどオープンさ!ちなみにこの国でセンメを悪くいうと侮辱罪で捕まっから注意し!んじゃごゆっくり。」
店主は次の注文を聞きに行った。
「こんな国もあるんですねぇ...。」
「どこもこんな感じだったら平和なのによぉ〜。」
「うんまうんまうんま!!!!」
「佐伯...お前はぶれないな...うん...」
「うんまうんまうんま!!!!」
「小川町!お前もか!!」
「やーでも八坂さん!こいつ一口食ったら語彙消えますよ!!ほらほら!!」
カラッと揚げられたチキン!香ばしい匂いが鼻腔を刺激する!一口噛めば、ハーブの香りとたっぷりの肉汁が口内に溢れかえり、それはそれは美味かった!!
「でもあっつい!!!!」
上顎を火傷した!佐伯は残り45%に突入!
「うまい!熱い!うまい!熱い!うまい!熱い!うまつい!!!」
「ちょ!そんなに食ったら物食えなくなりますよ!!」
「いい!ここでこの料理を堪能できたのならこれ以降何も食えなくなってもいい!!」
店主がすっ飛んできた!佐伯は残り30%!!
「おい機関士さんよぉ!!そんなにうまそうに食ってくれるなんて感動したぜ俺ぁ!!礼といってはなんだがこの揚げ鶏無料でくれてやらぁ!!」
「あざす!大将!!」
その後も食事は続き、俺たちのいる9番テーブルの周囲だけ異様な熱気に包まれていた。中心にいたのは主に佐伯であったという。
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その後は買い物。今回は食料品の買い足しが主である。
「卵って...後いくらだっけ?」
「10ないと思います。思い切って3ダースは買っちゃいましょうか。」
「牛乳は...って安!?」
「聞いた話だとホワイトガッツ周辺は酪農が盛んみたいで。」
「リッターで10買いますか!」
「野菜は...」
「肉は...」
「ねぇねぇこれ!バスタブアイス!!」
「いやでけぇな!!返してこい!!」
とりあえずバター1キロ、白菜・キャベツ・ニンジン、なす、各3キロ。豚バラ肉、牛肩ロース、各10キロ。買うことに。
「とりあえず、これってお前たちが金出すんだよな?」
「え?なんで?」
「ばかやろぉぉぉ忘れたか!!お前らが和菓子食い散らかしてくれたおかげこっちゃ財布の中身がねぇんだよ!!!」
「わかりましたわかりましたよわかりましたから!!僕が払いますよ...!!」
結果
「僕の財布もすっからかんに...なってませぇん!!半分消えましたけどまぁだまだ大丈夫です!!」
へーそりゃよござんしたねっ!!
昼食直後
「あー、うんまかったなぁここ!!」
「あれだけ食って1人30ダルってのは安いですよね!!」
「んー、まだ腹八分目だな〜。」
「佐伯ってなんで大量に食うのに小さいままなんだ...?」
「ギャル曽根体質...なんですかね...?」




