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大声

第49話目です。



股間を打つと痛いのは老若男女共通だったりする

トップフロント「あ、ぐぐぐぉ・・・」




トップフロントは初めて屈辱的な痛みを覚えた


自分がまだ若いころは若気の至りというものもあるだろうが、それにしてもここまでひどいことはなかったからだ・・・もしかしたらあるのかもしれないがそういうのはとっくの昔に忘れることが多かった。



しかし、それは逆を言えばそれほどまでに傲慢に満ちていたという証拠になり得るのだ。




そしてトップフロントはそれのツケを今ここで払わされることとなるのだ・・・







トップフロント「き、貴様・・・この俺を・・・・・・地に伏せさせるとは・・・なんとも罪深いことを・・・これは決して許されることのない話だ・・・!!?ぐ、ぐぅう・・・!?」




トップフロントの股間部分は赤い血みたいなものがまるで滝のようにしたたり落ちていた。これを見てインビジは察してしまう





インビジ「あ、勢い余って金玉ごとつぶしたんだった・・・すまん」




「・・・でもどうせいいだろ、それでろくな扱いしてないと思うから・・・まぁ確証はないけど性格上使いそうだし」





トップフロント「・・・!!?」





トップフロントはこれ以上にもないほどに怒りを覚えた。インビジは確証はないと言っていたが、実はすべて当たっているとのことなのだ



何せ、トップフロントにはたくさんの伴侶がいる・・・だがどいつもこいつもトップフロントに孕まされたとはいえ、そこに愛なんてなかったのである




かなりの人数がトップフロントからすれば『遊び』のようなものであった。






その『遊び』の根幹がつぶされればトップフロントは楽しみがなくなるのは明白であった。



勿論手術でも治せない可能性が高く、治療後にはおむつみたいなのを着させられることとなるのだ





それもトップフロントからしてみれば侮辱的なことに見えるのだ。





トップフロントは光の剣を取り出してインビジに抵抗する。







トップフロント「・・・貴様はどうやらよほどトラの尾を踏んずけて竜の逆鱗というものに触れたいらしいな・・・?いいだろう、そんなに俺の全力を見たいのならぶつけてやる!!!!」




そう叫びトップフロントは剣をラッシュするように何度も振り下ろしては振りかぶり、さらには突き、かりばらいなどもする・・・



どうやらクズではあるがちゃんとそれなり以上に強いとのこと・・・伊達に長年トップやってるわけではない




しかし、インビジはそれをよけまくる・・・






インビジ「・・・」




トップフロント「ハエ風情め・・・」





それえを見たブロンズは目で追うのもやっとであった・・・






ブロンズ「は、早い・・・!!?目で追うのがこんなに大変なものだったかしら・・・?速さにして光の速さはおそらく超えてる・・・それなのに・・・・・・・・インビジ君は汗一つもかいていない・・・!!」





インビジ(・・・カウンターを狙うのであれば・・・・・・ここ!!)




インビジはそう考えた時、トップフロントの懐にボディーブローを決めたのだ。


肋骨にひびが入りトップフロントは血反吐を吐く・・・





トップフロント「ぐはぁ・・・!?ぐっ!!」





しかし、トップフロントはしつこい男であった。ボディーブローを決めたインビジの右腕を右手で掴むとそのまま左ストレートで下あごを殴った。




ーーードンッ!!!





インビジの視界が一瞬揺らぐ・・・





インビジ(・・・こいつ、割と厄介だな・・・?)





その時であった






トップフロント「オオオアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」






インビジ「・・・!!?」





ブロンズ「きゃあ!?」





テック「なにっ!!?・・・インビジ!!」





トップフロントは至近距離で大声を出した、しかしその音量はでかく、あまりのでかさに空間が揺らぎクレーターができてしまい、雷が発したかに思えば空にかなりの大きさの穴を開けたのだ。



インビジの鼓膜は破けてしまい出血を伴う・・・それをトップフロントが見逃すわけもなくハンマーナックルでインビジを地面に殴り落とすと、そこに追い打ちをかけるようにヒートヴィジョンを浴びせたのだ・・・





テック「トップフロント!!!もうやめろ!!!!」





テックは叫び、剣をやり投げの様にぶん投げる・・・



しかしトップフロントはそれを軽々しく避ける・・・だけれどもトップフロントは肩で息をしている・・・どうやら反動でしばらくはこの大声が使えないらしい・・・





トップフロント「・・・ぜーーー・・・はーーー・・・・・・がはっ!!ごほっ!!!」


(久しぶりにかなりの大声を出してしまった・・・だがこれで奴に深手を負うことには成功したはずだ・・・くっくっく・・・!!所詮下々共は俺に勝てるわけないのだ・・・!!この世で一番強く・・・そして独裁者にふさわしいのは・・・俺と決まっているのdーーー)





勝ちを確信したトップフロント・・・次の瞬間には、自身の喉仏が引きちぎられていくような感覚を覚えたのだ。





トップフロント「がは・・・っ!?あ・・・」





トップフロントの目に映るのは倒したと確信したはずのインビジであった。


その手には自身の喉仏だったものが宙に投げ捨てられていく・・・





インビジ「まったく・・・でかい大声を出しやがって・・・」



大声




トップフロントが出したとされる単純な大声、しかし威力がすさまじく発生すると空間がねじれ、中心で雷が発生しクレーターができ、天に穴ができるほどに強力とされる。



インビジはそれを食らいさすがに鼓膜が破けたが、普通の人が至近距離で食らえば脳みそがはじけ飛ぶほどの威力らしい・・・





結果的にインビジの体はかなり丈夫であることがこれにて証明されたのである。


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