執事vsトップフロント
第46話目です。
主人公以外の戦いって想像つかないからワクワクするよね
フォルティスカンパニー
そこはインビジがまだ生まれ変わる前から存在していたとされた会社でありたくさんの勇者を排出していたとされる会社であったが、度々そこに所属している勇者たちにおける不正行為やセクハラ・パワハラ・モラハラなどが問題視されていた・・・
そしてそれが何かしらで発覚すると皆はフォルティスカンパニー全体をたたくわけであるが、フォルティスカンパニーはそれが起きる前に事実を隠蔽してきたのだ。
そんな問題だらけのフォルティスカンパニーにおける最強核の勇者と呼ばれる者がいた・・・名前をトップフロントという・・・・・・
彼は空を自由自在に飛ぶことができ、目からレーザー・強力な爆音破攻撃・手から光を具現化して武器の生成・透視・不老長寿といった他の勇者たちから見ればそれはそれはかなりの実力者として評価されていた、一般人からも彼を英雄と称し祀るものも珍しくなかった。
しかし、彼は性格面において多大な問題を抱えていた。それは『圧倒的な自己陶酔と他人における理解度のなさ』であることだ。
彼は特に無自覚なのか自覚しているかは不明だが、他人への配慮というものが特に欠けてしまっており相手(敵・味方問わず)の神経をかなり逆撫ですることが多かった。それは戦闘の時でもプライベートの時もそうであり、味方側から『デリカシーがない』『勇者だと思っていたのに蓋を開けて見ればそいつは残念で仕方ない』といった感想を上げることがかなり多かった。
それ故か彼は特にそういったこともあるので孤立することが多々あるのだ。
だがしかし、トップフロントは自身のデリカシーのなさですらも自覚しておらず、直そうともしないのだ・・・・・・
そんな彼はフォルティスカンパニー自体はつぶれてないものの縮小してしまった会社のトップにて今だ立ち続けている・・・
・・・
トップフロント「・・・『インビジ・アウダクス』かつて冤罪で処刑され、その仲間は街を破壊・・・そしてちりじりとなった・・・そして今、インビジは転生したとされこの街で育っていると・・・」
「・・・冤罪か?俺からすればそいつが冤罪なのは糞ほどどうでもいいが、野放しにでもされたら寝首でもかかれそうだ・・・転生したとはいえ芽は若いうちに摘まなきゃな・・・?」
トップフロントはそうやって勇者らしからぬことを早速いうと、インビジのいる街にへと降り立った。しかし、彼は名前はわかっていても肝心の場所を調べていなかった。ようするに下調べ不足であった。
なので彼は適当にどこか降り立ってみることにした・・・インビジのいる田舎町は広いが住宅がそんな密集してないのですぐ見つかるのだろうと高をくくっていた。
しかし、そこに乱入者が現れたのであった
執事「・・・この感じは、敵か。ここで返りうちにしておかなければご主人様にどやされてしまう・・・なんとしてでも阻止させてもらうぞ」
トップフロント「・・・お前は・・・・・・・違うな?俺は少し噂になっているインビジというやつに会いに来た」
執事「名前は?」
トップフロント「・・・・・・トップフロント、フォルティスカンパニーにかつて所属していたヒーローだ。大罪人であるインビジに会う必要があるからここに来たというのだ。知っているのか?」
執事「・・・いや、知らない」
トップフロント「・・・貴様嘘をついてるな?俺は相手の嘘を多少なりとも見分ける能力がある・・・本当は知っているだろう?痛い目にあいたくなければ教えてもらおうか?俺は人から『※デウスエクスマキナ』であるといわれている・・・これがどういった意味であるか・・・お前はわかるだろう?」
※機械仕掛けの神、こいつがいると一瞬にして敵を屠るため基本は出さないとされる。創作とかに使われる用語
執事「デウスエクスマキナか・・・私からも一つ言っておこう・・・・・・真の『機械仕掛けの神』は自分からそういったりはしないのだ」
トップフロント「・・・ほざけ」
そう吐き捨てるとトップフロントは目からビームを放った。ヒートヴィジョンだ
だが執事はそれを横に避ける、それをトップフロントは追いかけるようにヒートヴィジョンで追尾した・・・が、当たらずに執事は前に走って進んでいく・・・
トップフロント「っち!!雑魚め・・・!!」
執事「雑魚かどうかは直接確かめてください・・・!!!」
執事はトップフロントの顔を掴んだ、しかしトップフロントは抗うように空を飛んだ・・・
・・・
執事は抗うように顔を掴んで離さないが勢いが強いため攻撃を振るタイミングが見つからない・・・
執事「い、勢いが強い・・・!!!」
トップフロント「ここいらで目に物を見せてやる・・・!!」
そういうとトップフロントは無理やり引っぺがすとジャイアントスイングをした
ーーーヴンッ!!!
執事「ぐああぁ!?」
ーーービュン!!!
トップフロント「終わりだ・・・!!!」
そういうとトップフロントは執事を地面にまで投げ飛ばすと追撃のヒートヴィジョンを腹にぶち当てた。
トップフロントは価値を確信する・・・
だがしかし、執事は諦めない・・・すると執事は足から強い風を送り、何とかヒートヴィジョンの追撃を回避した。
執事『小型台風!!』
トップフロント「余計なあがきを・・・!!」
執事はトップフロントのヒートヴィジョンを『小型台風』を使ってきれいに避けていく・・・それはまるで風をばねの様にして進むようであった。
そして執事は取り出したレイピアでトップフロントの喉を貫こうとした。
執事「いけるっ・・・!!」
だがしかしトップフロントは突如として大声を出したのだ。
トップフロント「止メロォォォォォォーーーーーーーー!!!!!!!!!」
執事「ぐぅ・・・!?」
執事は思わず体制を崩した、持っていたレイピアも放してしまう。
その隙を見逃さず、トップフロントは後ろから執事を捕まえるとそのまま頭を地面に向けてぐるぐると回りだした、執事は抜け出そうにも抜け出させずにいた。
トップフロント「頭から落ちて死ね!!!」
執事「やばいっ・・・!!!」
ーーードォン!!!!!
地面に激突して土煙が舞う・・・そこから先に抜け出したのはトップフロントだ・・・
だがしかし彼は違和感を感じ取ったのだ・・・
トップフロント「・・・?なんだ、今のは・・・誰かが横やりでも入れたのか?急にすっぽ抜けたような・・・」
テック「・・・おい、偽善者。ずいぶんと大声を出したようだな?おかげで思わず駆けつけてしまった・・・」
そこにいたのは戦闘不能になっている執事をわきに抱えているテックの姿であった。
『小型台風』
執事が使う風の技の一つで範囲は小さいが威力は高い。手足に小型の台風を纏わせてパンチやキックに使ったり本編でも使ったようにバネの要領で使うのもアリと結構応用が利くわざとなっている。
作中ではバネの要領でヒートヴィジョンの追撃から振り切れるも返り討ちにされてしまった。




