過去の悪夢と透明人間
第41話目です。
過去話となると何故か筆が乗るよね
(過去回想・・・)
テック「貴様ら・・・!!!よりにもよってあんの性交しか能がない奴に騙されやがって・・・!!!!だから俺は反対したんだ!!!!だからお前らとは距離をとったというのに・・・!!!!!」
ミルク「ご、ごめんなさい・・・!!!まさかこうなるなんて予想だにしなくって・・・!!!」
ミラー「私、透明だから目を付けらえなくてよかった・・・」
フェンリル「・・・・・・・」
インビジが冤罪で処刑されたあと、パーティー内は一層ギスギスしていた。なぜならば冤罪が発覚してしまい自分たちがどれほど愚かしいことをしてしまったのか思い知ることになる。
だがその時、フェンリルは口を開く・・・がそれは今の彼ら彼女らからすれば空気が読めないことであった。
フェンリル「で、でもさぁ・・・?ま、まどろっこしい動きをしたインビジも悪いんじゃないの?じ、自業自得ってやつで・・・」
テック「・・・あ?」
その時、空気がかなり凍ったような気がした。
だがかまわず、フェンリルは言い訳ばかり述べた・・・
フェンリル「そ、そもそもな話・・・あいつも同罪なんじゃないの?そもそもな話・・・騙された自分たちも被害者なのよ!?インビジだって元がちょっと臆病なところあるから騙されやすいってもnーーー」
ーーーバキィ!!!!
フェンリル「ぎゃ!?」
ミルク「て、テックさん!!?」
テック「こんの・・・阿婆擦れ女がぁ!!!!!」
ーーーバキッ!!!ドゴッ!!!!グチャ!!!!!
テック「お前が!!!真っ先に!!!!!そいつと!!!!!手を組んだせいで!!!!!!死んでるんだろうが!!!!!!!顔ぶん殴られないとわからないのか!!?えぇ!!!?」
「ちょ、やめろって!!?」
「しんじゃう!!?死んじゃうって!!?」
「落ち着けよ!!!?」
テックは思いっきり何発も自分は意地でも悪くないと言いはるフェンリルに対して顔をかなりぶん殴った・・・
さらには右目を親指で押し込んで失明させるという暴挙にも出る・・・
フェンリル「痛い!!!痛いよぉ!!!!!」
テック「当たり前だ・・・!!!だがなぁ、インビジが受けた痛みと比べればそう、大したものではないだろう!!!!痛みつけるだけ傷めつけといて自分は痛めつけられる覚悟もないくせに!!!!」」
フェンリル「わかった!!!!謝るからぁ!!!!!ごめんなさい!!!!!!ゆるじてぇ!!!!!!」
フェンリルは血だらけのまま床に倒れこむ、片目はつぶれそこを何とか抑えるも床が完全に血まみれとなる・・・だがその場にいるほとんどが彼女に対して近づこうとはしなかった。
ミルクだけは心配そうにして、直そうと近づくもテックによって止められる。
テック「待て、ミルク。」
ミルク「で、ですが・・・」
テック「いいんだ、おい。フェンリル・・・お前自力で治せるだろ?ならばさっさと治せ」
フェンリル「ひ、ひぃぃ・・・!!?」
フェンリルはそうおびえながら叫ぶと、せっせと自分の目を再生した。
すると後ろの扉が開かれたのであった・・・そこにいたのはインビジを冤罪にさせて死刑にまでさせた張本人ことあの『チャラ男』であった。
「あ?何みんな、糞つまねぇ顔してるんだ?いいからさっさと俺の部屋行こうぜwパーティーでもしようぜぇwww」
「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」
チャラ男「・・・何睨んでんだよ?俺のおかげでパーティーが盛り上がってんだからそんな目をするなよ?な?あのへっぽこが死んだんだからこれからはパーーってやろうぜ?なぁ?」
その時、一同は思ったことだろう。
『そうだ、全部はコイツが始めたからにすぎなかったことなんだ』と・・・
・・・
テック「・・・は!!?」
テックは目を覚ました、どうやら寝落ちしてしまったようでソファで起きてしまっていた。
テック「・・・・・・・くっそ、いやな過去を見てしまった・・・忘れよう忘れようって努力していたのに・・・・・・逆に意識しちゃうとダメなのかもしれないな。うん」
執事「どうかしました?」
テック「あぁいや、大丈夫だ。ただちょっと魘されてしまっていただけだ。」
執事「なんなら枕を変えても・・・」
テック「いや、問題ない・・・ところでインビジの方に動きは?」
執事「他の者にもさせていますが、特にそういった動きも不審な人物の動きも一切ありません。」
テック「そうか・・・ならいい。引き続き頼むぞ」
執事「了解しました。」
執事が下がる
部屋にはテックただ一人となりて音もない静かな空間が流れる。
時計は『23時47分を指している・・・もうすぐで日付が変わる・・・・・・・
テック「・・・・・・・ミラー、お前は数少ないが俺と同じインビジを信じていた方だ。お前がここにいればどう反応しただろうか?どうするのだろうか?」
「・・・」
「わかるわけないか、本人がどうやって行動するなんて・・・本人の匙加減次第だもんなぁ」
テックはそういうと再び眠りについたのであった、明日もまたインビジを監視するために・・・
・・・
翌日・・・
インビジ「おはよう~」
インビジ父「あぁ、おはよう。母さんなら先にでたぞ、お前も早く準備しろよ」
インビジ「わかってるよ」
インビジはそう返事すると、さっさと着替えて朝ごはんを食った。何もない、静かな朝だった・・・
だが違和感は直ぐに感じることになる。
ーーーふよっ
インビジ父「あ、あれ・・・?俺の食パン・・・浮いてやがる?皿まで・・・」
インビジ「・・・え???」
インビジは目の前の景色に驚愕した。なぜなら目の前で父親が食おうとしていた食パンが勝手に浮いたかと思いきや食われるように消えていき、そして・・・
ーーーバァン!!!
インビジ父「うわぁ!?」
インビジ「!?」
勝手に皿が父親めがけてぶん投げられた、父親は間一髪よけて助かった。
インビジはそこに何かがいると感じたのであった。
インビジ「この感じ・・・透明人間か!!?」
一方そのころ・・・
テック「・・・そういえばあいつ食いしん坊でインビジによくなついてたな・・・まさかインビジの家に勝手に入ってめちゃくちゃしてたりして・・・そんなわけないか」




