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番外編 彼がどうして彼女たちと出会うことになったのか(後編)

第37話目です。


インビジの過去はそんな全部は明かさなくてもいいのかもしれない?


場所はある路地裏・・・そこは人が誰も通らないようなその場所であるからか人はいなかったのだ



そこに二人は向かう羽目となる・・・





インビジ「・・・なんだよ、ここ」






どうやらインビジは体内のお酒が抜けたようでなんとか歩けているようだ、だがどこなのか分からないような場所なのでやっぱり一抹の不安という物はある。



ミルク「まぁまぁ、少なくともそこまで血気盛んな人たちではないから安心してね。多分・・・」




インビジ「多分って何だよ!?それ聞いて不安になってきたんだが!?」




ミルク「その時は私が護るよ!!?」





そんなちょっとうるさいやり取りをしていると、ある出入り口の扉の前に立ち止まる・・・




ミルク「ついたよ」





インビジ「・・・ここが?」






見た目は何も変哲もなさそうな三階建てのテナントみたいな感じで周りの建物と比べると特に目立つ印象は無かった。



ミルクは扉を開ける。





ミルク「あ、みんな?ちょっと新入りの人紹介したいけどいい?・・・あ、いいの?ありがとう!!!」





インビジ「え、待って?俺、新入りという体で紹介されるの今から」




ミルク「ま、まぁまぁ・・・余り気にしないで!!仲間が皆気に入ってくれればいいから!!!」





インビジ「気に入ってくれなかったらどうなるんだ?」





ミルク「・・・さ、はいろっか」






インビジ「おい、無視すな」







そうしてミルクとインビジは建物内部に入っていった




そこにはミルクの仲間たちがいた。






フェンリル「・・・何?こいつ・・・ミルク、また変な奴を拾ったんじゃないでしょうね?」




ミルク「変な奴って失礼ですよ、ちゃんと目利きはしたんですから」




ミルクはふくれっ面になりながら魔女フェンリルに反論する、すると後ろから鉄の鎧を纏った大型の男?が現れたのだ


そいつはミルクではなくインビジを凝視する・・・





鎧の男「・・・ほぅ、こいつがミルクの言っていた男か・・・・・・一件パッとしなさそうな奴ではあるな。」




インビジ「だ、誰だ・・・?っていうか貴方たちはあの勇者をまとめる会社である『フォルティス・カンパニー』に所属してるんですか?」




「『フォルティス・カンパニー』?そんなのに入ってないよ」






そういうと鎧の男の後ろから声が聞こえた気がした、だがどこにいるかが分からない・・・インビジはどこだと辺りを見渡した。





インビジ「声が聞こえる・・・どこだ?」





「おっとごめんねぇ?私、透明人間なの」





インビジ「透明人間?そこにいるのか?」





「そうなの!!私の名前は・・・あれ?なんだっけ?」





インビジ「え?」





鎧の男「すまんな、こいつはちょっとした学習障害もってんだ。まぁ生活などには支障ないから安心してくれ。あ、コイツの名前は『ミラー』俺の名前は『テックス』というんだ、よろしく頼むよ。」




ミラー「鎧の人誰だっけ・・・?」





インビジ「・・・本当に大丈夫?」





テックス(鎧の男)「・・・・・・大丈夫さ、多分・・・っていうかミラー?服を着ろと言ったはずだが?」





ミラー「別にいいじゃん、透明だから見えないし」





インビジ「え?裸?」





インビジは少し目をかっぴらくと近くの階段から三人現れたのだ。





「なんなんだ?全く騒がしい・・・」




「ん?だれだれ?ミルクがまた新しい仲間連れてきた!?うれしいな~」




「あら・・・新人さん?ミルクに気に入られちゃうだなんて、珍しいわね。惚れられるんじゃないかしら?」





ミルク「ちょ、ちょっと!?あまり変なことは言わないでくださいよ!?」





フェンリル「・・・ふーん?貴方・・・名前は?」





インビジ「・・・・・・インビジ・・・そう呼ばれてたけど」





インビジがそういうとフェンリルはインビジの体を舐めまわすようにじろじろと見渡す。



特に腕や足の筋肉を見て何かを感じ取った・・・





フェンリル「・・・貴方、存外いい筋肉してるじゃない。この感じ、田舎から出てきたでしょ」





インビジ「・・・わかるものなんですか?」






フェンリル「まぁね、何人も人を見てきたからね。よし、決めたわ・・・こいつ荷物持ちにしていいかしら?」




インビジ「・・・え?っていうかまだ質問したいことはあるんだよ、このパーティが何なのかって・・・」




ミルク「ま、まぁ余り気にしないでほしいなぁ?そこらへんは後で教えるからさ?あ、そうそう私達がどういうパーティー名であるか言ってなかったね?」




「私達は『ザ・レジスタンス』ですよ。ヨロシクね?」





インビジ「・・・れ、レジスタンス?」






前世のインビジはこうやって彼女たちと出会い、そしてパーティーに入ったのだ。



でも、彼女たちの出会いは後に地獄を産むことになるのである・・・






だがその時のインビジはそのことを知らない・・・





『ザ・レジスタンス』




かつて前世でのインビジが入っていたパーティーで『フォルティス・カンパニー』には所属していない。



というのも、彼女らは全員元『フォルティス・カンパニー』には所属していたものの不満があって出て、そして『ザ・レジスタンス』を結成したという話なのである。




何故彼女らが『フォルティス・カンパニー』を出たのかは不明であるが、今のインビジにとってみればそれはドウデモイイことである。

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