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仲間割れ

第29話目です


もうそろそろこの話も終盤かな

それは数十年ほど前の事だった




一人の男は貧民街に生まれ落ちた、だが自分は恵まれた以前に生まれるべきでは無かった・・・何故なら風俗嬢から生まれたからだ。恋愛でもなんでもない・・・無理やり本番をさせられたからだ。




いわく母子家庭であったが、当然客足はそういったものが趣味な奴しかおらんくなり、いつしか客は来なくなった。




そうしていくうちに母はお酒に逃げるように溺れてしまい、暇さえあれば飲むようになってしまい酔った勢いで瓶を投げつけたり心もとない暴言を吐くことさえ珍しくなかった



でも一月が立った頃には死亡していた、死因は性病だったらしい




知り合いなんているわけもなく自分で生きるしかなかった、時には食い逃げや窃盗・ひったくり等をして生活費を稼ぎ時には喧嘩・・・不意打ちなどをして金をもふんだくった




そうしていくうちに男に憧れたのかついていくものが増えていっていた、だが全員が貧民であった



男はリーダーとなっていき雇われ盗賊団を結成した、そしてリーダーは目標を立てたのだ





『どんな手段をとってでもコイツラを食わす義務がある』と・・・かつての母親と重ねたのであった・・・・・・







・・・





灼熱連打ファイヤー・マシンガン






ーーードドドドドドド!!!





インビジ「おっとっと・・・」




    (建物お構いなしかよ・・・こいつ)





レオンは拳を構えてそこからマシンガンでも放つように炎のエネルギー波を放ち続ける。灼熱のようで建物が溶けているように見える・・・



インビジは逃げるように走るが大きい胸が邪魔して思うように走りづらい・・・





ーーーばるんっ❤ばるんっ❤




インビジ(胸大きいとなんか走りづらい・・・!!だけど距離さえ詰めておけば・・・)




インビジはとりあえず、厄介そうであるレオンを先に片づける判断をとった、フェンリルなら何とかなるからだ


だがそうは問屋がうまくはいかない





レオン「・・・甘い!!」にやりっ




ーーービュン!!ドォン!!!




レオンは近くにあった1・5メートル程度の瓦礫の山をぶん投げて、そこにエネルギー波をぶち込んで煙幕みたいにした




インビジ(・・・煙幕、だが幸いにも後ろは建物で180度意識すれば・・・)





しかしそれは間違いであった




ーーーずぼぉ!!!





インビジ「!?」





レオン「・・・ふん、言っておくが俺は穴掘りは得意な方なんでね・・・」






なんとレオンは穴を掘りインビジの脚を掴んで引き釣りおろしたのだ、だが誤算はあった




ーーーだむぅ❤




インビジ(・・・胸引っかかったから結果腕だけフリーになった・・・・・・)






そう胸がデカいからそれでつっかえてしまい、腕がフリーになったことであった





レオン「・・・っち、良い眺めではあるがそうは言ってられないか・・・」




その時であった




雷弾サンダー・ショット





ーーードォン!!




インビジ「!?」





レオン「あぶね!?」





フェンリル「・・・あらっご、ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ・・・!!頭に当てるつもりなんて最初から・・・!?」






どうやらフェンリルが雷魔法をぶっ放した結果、こめかみ部分に命中しちゃったらしい




だがインビジはノーダメージであった





インビジ「っち・・・らしくもない小細工を・・・そこまでおちぶれたか」




フェンリル「・・・!?」






フェンリルはそれを聞いた途端激しく動揺するのであった







フェンリル「ち・・・違う、違う!!!!私は・・・私は・・・・・・・!!!」





そういうとフェンリルは水玉らしきものを溜める



そして一気に全長150センチぐらいにまで膨張させると、それを一気に・・・レオンに向けてぶっ放した






大水玉ビッグ・ウォーターボール




ーーーヴン!!



レオン「あっぶね、お前さっきの下りは何だったんだよ!?」




これにはレオンも避けてツッコむが本人はそれどころではなさそうであった





フェンリル「あんたが・・・インビジに対して何かそそのかしたでしょ!!!ねぇ!!!!」





レオン「話ぐらいはちゃんと聞けや阿婆擦れビッチ!!!」






溶岩波マグマ・ウェーブ






そう叫ぶとレオンはインビジから離れたような場所でマグマの波を発生させた、規模的には街を飲み込むサイズ・・・もはやインビジのことなんて毛頭、頭から無くなっていた





だが安心を・・・インビジはなんとかして脱出をすることに成功・・・屋根上にまで避難した




インビジ「・・・ふぅ、何とか焼かれずに済んだ。そんで・・・あっちは仲間割れ・・・・・・」





    「・・・これは、チャンスだ。あっちが仲間割れ?している隙に・・・性別を戻すポーションを探すんだ。グランツは・・・あれ?どこいった?」





インビジはチャンスだと確信した。



何故ならあっちが同士討ちをしてくれるならこっちは最優先事項である『元の性別に戻すポーションを探すこと』に専念できるからであった




だがしかしグランツがどういうわけか見つからなかったので、探す必要があった



でもグランツは直ぐに見つかることとなる






インビジ「・・・!?」





「ぎゃははは・・・ようやく見つけたぜぇ?儂の玩具・・・さて、後は儂のベッドでゆっくりと・・・・・・おやぁ?お前は・・・ぎゃはは!!棚から牡丹餅とはこのことだ!!二人まとめて・・・ボテ腹になるまでたっぷりと犯してくれる・・・www」





グランツをお姫様抱っこして連れ去ろうとしていた奴がいたからであった、名前を『ロガース』





この『the.drag』の裏世界のボスであった。




ロガース




『the.drag』の地下エリア(裏世界)の首領



たくさんの女を誘拐させては奴隷のように扱った女癖が悪すぎる下劣な男





インビジとグランツが元男であるという情報は知らない



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