ついに遭遇
第25話目です。
大事なものを失った人は大抵無敵になるよね、色んな意味で
(それは前世の時であった・・・当時のインビジが冤罪によって処刑されたその三日後・・・彼女らのパーティーは完全に本懐を遂げていた・・・・・・)
「ねぇ!!!貴方・・・真っ先にあのクズ(チャラ男)に尻を貸されたわけだけど、どうするつもりなの!!」
フェンリル「うぅ・・・ウルサイ!!!・・・こうなってしまった以上・・・もう私の体は・・・・・・醜く見えてしょうがないのよ!!!」
(地面には大量の血痕が付着している)
「・・・貴方、もしかして・・・・・・」
フェンリル「えぇ・・・そうよ、子供出来ちゃったのよ・・・だからさぁ・・・・・・?」
「ひっ!?」
(仲間たちは何が起きてしまったのか察した・・・何故なら足元には事切れた『肉塊』があったからだ・・・)
フェンリル「・・・じゃあね、元仲間。精々私と同じ苦しみを味わう事よ・・・」
「・・・」
(彼女は去っていった・・・そして自分の罪を断罪するかのように彼女は長寿であることを利用したのか・・・あるいは罰か、まるでホームレスの様に当てもなくさ迷うことを選んだのだ・・・
そして今・・・それは運命のいたずらなのか・・・彼女は生まれ変わったインビジと出会うこととなるのだ・・・・・・)
・・・
朝・・・女体化したインビジとグランツは朝に宿を出た、顔は少しげんなりしていたがすぐに元に戻る・・・
受付には頭を冷やしたジジイがいたが、また変なことを言われそうだと感じたのかすぐにその場を去ったのであった。
グランツ(女体化)「・・・良し、この時間帯だと市場は開いてるな。さっさと行くぞ!!」
インビジ(女体化)「・・・朝一に売ってるものなのか?」
インビジは一抹の不安を少し覚えていたが、グランツはそんなことは関係ないとでもいうように、やる気のある顔を見せる。
グランツ「売ってるに決まってる!!!確証はないが・・・しらみつぶしに探すしかない!!!」
ーーーぶるんっ❤
インビジ(女体化)「・・・そ、そっか」
グランツとインビジはデカい胸を揺らしながら作戦会議?を始める・・・周りに野次馬?がいるが、二人は特に気にしない・・・
「・・・え?何アノ子たち?胸がデカくない?」
「どっからきたんだ?お持ち帰りしてぇ~~~・・・」
「揉み心地最高なんだろうな~~~」
だがしかし、インビジたちはそんなモブたちの声をあんまり気にすることは無かったのであった。
・・・
インビジ(女体化)「・・・ねぇ、あんまりなくない?」
グランツ(女体化)「そんなはずはない・・・見落としてるだけだ・・・・・・というか人が多くなってきたな・・・これでは見落としやすくなってしまい探す手間が増えてしまう・・・」
インビジ(女体化)(ただ単にdragを売っている店が見つけてないだけでは?)
ポーションを探して凡そ一時間が経過・・・二人は見失わないように色々探し回ってみるが、全然進展という物はなく・・・・・・時間だけが過ぎていく・・・
朝の内は流石に人は少なかったが、時が経つにつれて徐々に人が多くなっていく・・・
インビジ(女体化)「これはまずいな・・・ちょっと高台に移動する」
グランツ(女体化)「ジャンプした方が早いだろうか?」
インビジ(女体化)「流石に目立つと思うよ、まぁジャンプするなら路地裏でジャンプだろうか?」
グランツ(女体化)「ふ、ふざけんな!?一人にする気か!?」
インビジ(女体化)「・・・なんか、メンドクサイな?この人・・・」
インビジはグランツの事をちょっとめんどくさく感じていた・・・だがグランツもインビジもさっきまで盛られたとはいえ眠らされたこともあるんだから警戒するのも致し方ないと言えるのだ・・・
それでもちょっとめんどくささはあるが・・・
とりあえず、インビジは人ごみを避ける必要があると感じグランツの手を取ろうとした・・・
その時であった・・・
ーーースカッ
インビジ(女体化)「・・・え?」
手がグランツの腕を掴むことが無かった、そう・・・グランツは人ごみに押される感じに流されてしまったのだ。
インビジ(女体化)「・・・どこ行った?」
インビジが再度あたりを見渡した・・・その時だった
フェンリル「・・・久しぶりね、インビジ」
インビジ(女体化)「・・・お前は」
背後に気配がした・・・振り返るとそこにかつての仲間であったフェンリルと遭遇したのであった。
グランツ(女体化)「・・・インビジ?ど、どこ行ったんだ!?」
一方そのころインビジとはぐれたグランツは路地裏に流れることとなった。
そこに・・・
「みーーーつけた・・・」
グランツ(女体化)「!!」
自分たちを探しに来たであろう盗賊たちが待ち構えていた・・・




