第二十四章 最後に残された謎
第24章「最後に残された謎」です。
ここまで少しずつ明らかになってきた、数々の謎。
しかし――
まだ、一つだけ解けていない謎が残されています。
これまでの出来事を振り返ることで見えてくる、わずかな違和感。
果たして、その謎の先にあるものとは――。
それでは、どうぞ。
――その瞬間。
偽担任の身体に、亀裂が走った。
「……!?」
ピシッ……。
亀裂は、全身へと広がっていく。
「違う……。」
「俺が……担任なんだ――!!」
――パリンッ!!
偽担任の身体が砕け散り、光の粒となって消えていく。
「……消えた?」
生徒たちは、呆然とその場所を見つめる。
「じゃあ……今まで俺たちが見ていた先生は……」
「一体、なんだったんだ……?」
その時――
パチ……。
パチ……。
パチ……。
拍手が響いた。
「……!?」
全員が振り返る。
そこには――
仮面をつけた支配人が立っていた。
「いやぁ……実に素晴らしい。」
「まさか、私が用意した担任を消してしまうとはね。」
支配人は、生徒たちを見渡す。
「君達は、自分達の力で答えを見つけた。」
「だが――」
「これで、全てが終わったと思っているのかね?」
「君達には、まだ知らないことがある。」
「このゲームを誰が作ったのか。」
「なぜ、君達はここに閉じ込められているのか。」
そして――
支配人は、仮面に手を添える。
「私が……何者なのか。」
「さあ――」
「最後に残された謎を、君達自身の手で解き明かしたまえ。」
第24章を読んでいただき、ありがとうございます!
少しずつ見えてきた、物語の真相。
しかし――
まだ最後のピースが足りません。
今までの出来事の中に隠された、小さな違和感。
それが何を意味するのか。
次章から、物語はさらに核心へと近づいていきます。
引き続き、楽しんでいただけたら嬉しいです!




