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魅惑のXX

「ああっ、もうダメぇ」

「ふん、情けないな」

「もう許してえ」

 リーフが足元にうずくまって懇願する。

「どうしてもというなら」

「お願い、もう限界!!」

「……あんたら、何してんだ?」

 部屋の中から聞こえるおかしなやりとりに、元・奴隷頭の男が顔を出す。

「「お猫様ごっこ!」だ」

 アスワドとリーフの声がハモる。

 黒豹姿のアスワドは腹を見せて床にゴロンと転がった。

「ほらモフっていいぞ。ただし一日10分までだ」

「ああーありがとうー!」

 ふかふかの腹毛にリーフは頭をうずめて両手でモフモフを抱きしめる。

 アスワドもまんざらでもなさそうにゴロゴロと喉を鳴らしていた。

「……アホらし」

 十年ぶりの再会を果たした幼馴染2人はこのところずっとテンションがおかしい。

 やれやれと頭を振って、男は扉を閉めたのだった。

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