52話 マイが見せる独自能力の強さ
書きましたよ~!
可愛い天使彼女のマイのところに行こっと!!
来た道を戻っていき、
練習している最中のマイのところに向かった。
マイの場所に着いたときに、急にマイが抱き着いてきた。
「どうしたどうした!!」
可愛い……
俺に抱き着いてくる美少女は、
さすがに俺には刺激が強すぎる……
一瞬気絶しそうになったが、
とりあえずマイの話をまず聞いた。
マイが言うには、
最初独自能力を使って敵を一掃していたらしいが、
使いすぎたようで……
独自能力を使っているとだんだん体が重くなっていくらしい。
それでマイは最初は分からず使っていて、
今では岩を持っているかのような体の重さらしい。
岩とかやばすぎだろ……
脳がそう思っているだけだから、
俺が抱いて持ち上げても重くない。
どれほど重いのか試したくなる……
「ま、まあ、マイの事情はよく分かった……
それでなんで俺に抱き着いてくるんだ?」
すると半泣きでマイは言った。
「当たり前ですよ!じゃなくて当たり前!アキ君じゃないと無理だと思ったから……
ダメ……かな……」
マイは俺におねだりをしてきた。
手を合わせて拝むかのように聞かれて、
また気絶をしそうになった。
いやいや反則だろ!!
可愛すぎる!
あんな顔されたら俺……
精神的にぶっ壊れて、みんなから嫌われ者になってしまう!!!
抑えろ…俺、抑えないと……
「あ、当たり前だろ!?お、俺はマイのか、彼女、だからな!」
「顔が赤くなってるよ?アキ君。でも、嬉しい!」
マイは俺の手を握って微笑んだ。
そ、そうなのか!?
抑えろって思っても顔に現れてしまうのか……
俺って嘘下手なのかな…
「……よし!!じゃあ、回復魔法をして一気に疲れを癒そう!
マジック、ウォーターヒール!」
魔法陣がマイの下にでき、
透き通った色の水が、マイの周りを囲んだ。
この魔法は人の周りに水を囲む。
その水は普通の水じゃなく、魔法のヒールを、【魔法改造】を使って水と組み合わせて、新しく【ウォーターヒール】をと言って、その水に当たると体力が回復する。
水で囲むだけでも、ゆっくりだが、気持ちよくさせてくれる。
「体力は全回復しているはずだからな。マイ?体の重りはどうだ?」
「しゃいこうです……」
すごく気持ちよさそうにしていた。
口をぱっくり開けていて、目を閉じて、天に昇っていきそうな顔をしていた。
しゃいこうか……
たぶん最高って言いたかったんだろうけど、
言えなくなるほど癒されているんだろうな。
そっとしておこう。
俺は地面に座り、
その地面にちょうど生えていたきれいな赤色の花を見ていた。
花に見とれていると、マイが魔法陣から出てきた。
「ありがとう、アキ君!」
マイが微笑んだ顔。
一生忘れないような顔。
何かこみあげてくる感情があった。
「ああ、全然!独自能力をもうちょっと練習しよう」
「うん!!」
俺とマイはモンスターを探しに行った。
意外に近くにはモンスターがいなかったが、
10分ほど歩き回っていると、ゴブリンが3体いた。
「や、やっと見つけた……マイは大丈夫か…?」
「だ、大丈夫……」
疲れてからモンスターと戦うのは危険かもしれないが、
しょうがないものもあるだろ。うん。ある。
「マイ!行け!!」
マイは小さくうなずいて前に走って行った。
「私は強いんだ!マジック、ドラグナーストリーム!」
………?
なんだその技……
聞いたことないんだが?
独自能力を使ってほしかったんだけど。
そう思っていると、
ゴブリンの足元に魔法陣が出てきた。
マイから、黄色く光った丸いものがゴブリンの足につき、
魔法陣から炎の槍がゴブリンの足に向かって放たれた。
その炎の槍が足に当たった瞬間に、黄色く光った丸いものが、
ゴブリンの頭についた。
また魔法陣から炎の槍が放たれて、次は頭に命中。
あっけなく1体、ゴブリンはやられた。
「強い、強くなって攻略組になる!」
……マイも攻略組になりたいんだな。
俺はいつの間にか下を向いて落ち込んでいた。
なに落ち込んでんだよ、俺は……
彼女を応援するのが彼氏だろうが…
「頑張れ!俺が攻略組になれるようにしてやる!だからさ!それまで、一緒にいような!」
涙を拭いながらマイに言った。
マイは笑顔で返事をして、
目を金色に光らせた。
「アキ君がくれた気持ちを!ここで力に変えます!シーク!!」
すると急にゴブリンが黄色く光り始めて、
血を吐き出し倒れた。
そのあとゴブリンの口から黄色く光ったものが、
マイのところに戻った。
シークか……
でも最初に光ったものが入っていくのが見えるはず。
さっきは急に光出して倒れた。
発現場所が最初からゴブリンの体内だったって考えられる……
前見たものと技は一緒のはず……
「よくできたな。よしよし…」
俺はマイの謝をなでてあげた。
マイは幸せそうに笑顔でまったりとしていた。
「でもあんまり使うなよ?強いのは分かるが、反動は絶対に来る。
気を付けてくれ」
「分かった!ありがと、アキ君!」
マイは俺を抱きしめて、
数十秒は離れなかった。
「ありがとう、俺はこれが最高のご褒美だ」
「はい!」
独自能力の強さに恐れ入った……
ライたちも使っていったら強くなっていくだろうな。
それぞれの能力をしっかり理解して、
これからつまずくことのないように本気で攻略していくか。
俺はライたちを集めてこれからについて話した。
「明日から層攻略を始める。何回も俺は行ったことがあるが、
厳しい選択をする時が必ず訪れる。他にもトラップがたくさんある。
でも、怖いのはモンスターだけじゃない……
……テンセイシャ、魔王がいる。
それをしっかり理解しておいてくれ。
できる限りのことは分かっているから、せめて指示には従ってくれ。」
「「「「分かった!」」」」
みんな決意が決まったようで、
目を輝かせて言っていた。
さあ、始めよう。
「再スタートだ!待ってろ、テンセイシャ」
俺たちは層攻略に向かって走り出した。
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