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転生したゲームオタクが本気の異世界攻略  作者: 風大
第三章 攻略再スタート?
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52話 マイが見せる独自能力の強さ

書きましたよ~!

 可愛い天使彼女のマイのところに行こっと!!


 来た道を戻っていき、

 練習している最中のマイのところに向かった。

 マイの場所に着いたときに、急にマイが抱き着いてきた。


「どうしたどうした!!」


 可愛い……

 俺に抱き着いてくる美少女は、

 さすがに俺には刺激が強すぎる……


 一瞬気絶しそうになったが、

 とりあえずマイの話をまず聞いた。


 マイが言うには、

 最初独自能力を使って敵を一掃していたらしいが、

 使いすぎたようで……

 独自能力を使っているとだんだん体が重くなっていくらしい。

 それでマイは最初は分からず使っていて、

 今では岩を持っているかのような体の重さらしい。


 岩とかやばすぎだろ……

 脳がそう思っているだけだから、

 俺が抱いて持ち上げても重くない。

 どれほど重いのか試したくなる……


「ま、まあ、マイの事情はよく分かった……

 それでなんで俺に抱き着いてくるんだ?」


 すると半泣きでマイは言った。


「当たり前ですよ!じゃなくて当たり前!アキ君じゃないと無理だと思ったから……

 ダメ……かな……」


 マイは俺におねだりをしてきた。

 手を合わせて拝むかのように聞かれて、

 また気絶をしそうになった。


 いやいや反則だろ!!

 可愛すぎる!

 あんな顔されたら俺……

 精神的にぶっ壊れて、みんなから嫌われ者になってしまう!!!

 抑えろ…俺、抑えないと……


「あ、当たり前だろ!?お、俺はマイのか、彼女、だからな!」


「顔が赤くなってるよ?アキ君。でも、嬉しい!」


 マイは俺の手を握って微笑んだ。


 そ、そうなのか!?

 抑えろって思っても顔に現れてしまうのか……

 俺って嘘下手なのかな…


「……よし!!じゃあ、回復魔法をして一気に疲れを癒そう!

 マジック、ウォーターヒール!」


 魔法陣がマイの下にでき、

 透き通った色の水が、マイの周りを囲んだ。


 この魔法は人の周りに水を囲む。

 その水は普通の水じゃなく、魔法のヒールを、【魔法改造】を使って水と組み合わせて、新しく【ウォーターヒール】をと言って、その水に当たると体力が回復する。

 水で囲むだけでも、ゆっくりだが、気持ちよくさせてくれる。


「体力は全回復しているはずだからな。マイ?体の重りはどうだ?」


「しゃいこうです……」


 すごく気持ちよさそうにしていた。

 口をぱっくり開けていて、目を閉じて、天に昇っていきそうな顔をしていた。


 しゃいこうか……

 たぶん最高って言いたかったんだろうけど、

 言えなくなるほど癒されているんだろうな。

 そっとしておこう。


 俺は地面に座り、

 その地面にちょうど生えていたきれいな赤色の花を見ていた。

 花に見とれていると、マイが魔法陣から出てきた。


「ありがとう、アキ君!」


 マイが微笑んだ顔。

 一生忘れないような顔。

 何かこみあげてくる感情があった。


「ああ、全然!独自能力をもうちょっと練習しよう」


「うん!!」



 俺とマイはモンスターを探しに行った。

 意外に近くにはモンスターがいなかったが、

 10分ほど歩き回っていると、ゴブリンが3体いた。


「や、やっと見つけた……マイは大丈夫か…?」


「だ、大丈夫……」


 疲れてからモンスターと戦うのは危険かもしれないが、

 しょうがないものもあるだろ。うん。ある。


「マイ!行け!!」


 マイは小さくうなずいて前に走って行った。


「私は強いんだ!マジック、ドラグナーストリーム!」


 ………?

 なんだその技……

 聞いたことないんだが?

 独自能力を使ってほしかったんだけど。


 そう思っていると、

 ゴブリンの足元に魔法陣が出てきた。

 マイから、黄色く光った丸いものがゴブリンの足につき、

 魔法陣から炎の槍がゴブリンの足に向かって放たれた。

 その炎の槍が足に当たった瞬間に、黄色く光った丸いものが、

 ゴブリンの頭についた。

 また魔法陣から炎の槍が放たれて、次は頭に命中。

 あっけなく1体、ゴブリンはやられた。


「強い、強くなって攻略組になる!」


 ……マイも攻略組になりたいんだな。


 俺はいつの間にか下を向いて落ち込んでいた。


 なに落ち込んでんだよ、俺は……

 彼女を応援するのが彼氏だろうが…


「頑張れ!俺が攻略組になれるようにしてやる!だからさ!それまで、一緒にいような!」


 涙を拭いながらマイに言った。

 マイは笑顔で返事をして、

 目を金色に光らせた。


「アキ君がくれた気持ちを!ここで力に変えます!シーク!!」


 すると急にゴブリンが黄色く光り始めて、

 血を吐き出し倒れた。

 そのあとゴブリンの口から黄色く光ったものが、

 マイのところに戻った。


 シークか……

 でも最初に光ったものが入っていくのが見えるはず。

 さっきは急に光出して倒れた。

 発現場所が最初からゴブリンの体内だったって考えられる……

 前見たものと技は一緒のはず……


「よくできたな。よしよし…」


 俺はマイの謝をなでてあげた。

 マイは幸せそうに笑顔でまったりとしていた。


「でもあんまり使うなよ?強いのは分かるが、反動は絶対に来る。

 気を付けてくれ」


「分かった!ありがと、アキ君!」


 マイは俺を抱きしめて、

 数十秒は離れなかった。


「ありがとう、俺はこれが最高のご褒美だ」


「はい!」


 独自能力の強さに恐れ入った……

 ライたちも使っていったら強くなっていくだろうな。

 それぞれの能力をしっかり理解して、

 これからつまずくことのないように本気で攻略していくか。


 俺はライたちを集めてこれからについて話した。


「明日から層攻略を始める。何回も俺は行ったことがあるが、

 厳しい選択をする時が必ず訪れる。他にもトラップがたくさんある。

 でも、怖いのはモンスターだけじゃない……

 ……テンセイシャ、魔王がいる。

 それをしっかり理解しておいてくれ。

 できる限りのことは分かっているから、せめて指示には従ってくれ。」


「「「「分かった!」」」」


 みんな決意が決まったようで、

 目を輝かせて言っていた。

 さあ、始めよう。


「再スタートだ!待ってろ、テンセイシャ」


 俺たちは層攻略に向かって走り出した。


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