50話 ナナの能力を攻略
遅くなりました……
次はナナか……
あいつどんな能力があるんだろう。
俺は最初あいつを弱い認定していたやつなのに、いざ実力を見ると予想をはるかに上回っていたからな。
今回のナナの独自能力にも期待できそうだ。
俺はナナのもとに歩いて向かった。
ナナが見えてきたとき、ナナは大樹を斬ろうと何回も剣を振っていた。
「スキル、スラッシュ!」
ただのスラッシュを使って斬ろうとしているのか。
たぶん、いや絶対あの大樹は斬れない。
ものにも体力がある。あの大樹は100万程度。
ナナがスキルを使って斬って体力をみると1すら減ってなかったんだぞ?
スキルを少しは増やしたほうがよさそうだな。
「おーい、ナナ?」
するとナナは手を振って俺のところに来た。
「どうしたんですか?」
「いや、ナナの様子見だ」
「そうなんですか、じゃあちょっと教えてほしいところが……」
そう言われて大樹の前まで連れて行かれ、ナナが持っていた剣を俺に渡されて斬ってほしいと言われた。
100万の体力を持った大樹を一発で斬る……なかなか難しいことを言われてるんだよな。
どうすれば……とりあえずできることをするか。
「スキル、ウォータースラッシュ」
スキルのウォータースラッシュを使って大樹に剣を振ったが、簡単に跳ね返されてしまった。
ま、マジかよ……
この大樹、頭いかれてるだろ。
やっぱりナナが斬らないと……
だったらあいつの能力を呼び覚ませばいい。
「魔眼!!」
するとナナの使えるようになる独自能力が表示された。
・ナナ
独自能力
【リーシャ】
発現方法は【覚醒】をすると使える。
リーシャというとこれから毎回使えるようになる。
【??】
発現方法は【気】を使えるようになると使える。
??というとこれから毎回使えるようになる。
【?????】
発現方法は【??】を使えるようになり、
【変換】を使えるようになると使える。
?????というとこれから毎回使えるようになる。
ナナの独自能力は複雑だな……
覚醒も全員ありそうだ。
「ナナ?お前、弱いか?」
すると少し怒りながら言った。
「弱くないですよ!!殺しますよ!?」
こわ!!
普通に殺しますよとか言われたらみんな絶対怖がるだろ。
でも何かきっかけがないと覚醒しない。
大体、俺が思いつくのはゲームのストーリーでよくある【怒り】、【憎しみ】、【恨み】、【希望】、他であるとすれば、誰かから助けを求められているとき、誰かから託されたとか……
「殺せるもんなら殺してみろ!」
ナナは剣を構えて斬りかかってきた。
その時目が金色に光った。
きたか……
「ナナ!リーシャと言え!!」
迷いながらもリーシャと言うと、いろんな場所の木から、緑色に光った丸いものが浮き、
それが俺のもとに矢のように飛んできた。
「マジック、エアシールド」
俺はとりあえずシールドを張って守ったが、
ナナはどんどんリーシャを使い、俺に攻撃してきた。
ちょ、ちょっと長くないか……
慣れるためにしているんだったら大樹にやってほしい。
まあ、俺のせいでそうなったんだけど。
「マジック、スモーク」
黒い煙を出して何も見えなくさせた。
これなら少しは戸惑って攻撃をやめるはず。
無駄打ちしても意味がないことくらいはあいつ分かってるだろうな。
思った通り、ナナは攻撃をするのをやめ、
とりあえず考え始めていた。
「煙を出してくるんですね。とりあえず煙をなくしますか。
マジック、ボウフーン」
煙はかき消されて姿が見られるようになった。
考えて行動するの早くないか!?
べ、別にいいんだけど。
時間を少しでももらったんでね。
魔法陣を出して炎の渦を作り出した。
炎の渦はナナの周りに作られ、
少し触ると1000は体力を削られる状態にした。
「ナナ!お前はすごい!判断の速さ、的確な行動、なかなかだった!」
すると金色の目の光は消えて、
ため息をついて座った。
「やっぱりすごいです、アキさんは。あの、私はお母さんから聞いたことがあるんです。」
ナナが小さい頃
「お母さん!!私ね!強くなって悪いことする人を倒すの!」
お母さんに抱き着きながら言った。
するとお母さんがナナの頭をなでて。
「すごいね!!ナナだったらできるわよ。攻略組にだってなれるんじゃないの?」
そう言ってまた頭をなでた。
ナナはお母さんに。
「攻略組って何?」
と聞くと、「悪いものを倒す人たち」と言い、
キッチンのほうに向かった。
「私!攻略組になる!!」
ナナはまた立ち上がり剣をおさめて言った。
「攻略組になりたい、強くなりたい。手伝ってくれますかアキさん」
何かなりたいものを見つけて、
強くなろうと努力をして、すごいな、ナナは。
俺だったらそんなことしないな。
辛くてしんどい方向から俺は逃げてしまう。
少しは見習ったほうがよさそうだな。
「分かった。そのためには練習だ!いつでも戦ってやるからさ!」
すると少し涙を流しながら言った。
「お願いします……アキさん!」
「ああ!!任せろ!」
笑顔でナナに言った。
何かを目指す、か……
ヨクやマイにもあるのかな。
それは直接聞いたらいいか。
ヨクのところに行こう。
俺はナナにまた後でと言い、ヨクのところに向かった。
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