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43話 修学旅行2日目

読んだらコメントを!!

 朝


 窓から差し込む太陽の光。窓から吹いてくるそよ風。気持ちよく目を開けると見える女の子。よく見ると分かってきた、名前はマイ。


「ちょっと待て!!なんでマイがいるんだよ!部屋は1人ずつ分けて寝ただろ!!」


 昨日の夜。

 マイの提案で最初は全員で同じ部屋と言い、

 ヨクが魔法を撃ってその提案はなし。

 次はライが男同士女同士という提案をしたが、

 ナナが凍結魔法を撃って全員凍って提案はなしになった。

 最後に俺が提案した1人1人が自分の部屋を作って寝る。

 マイは全然納得いかないような表情をしていたがそのほかは賛成しすぐ寝ることになった。

 なのに……


「はぁー。それで……何の用だ?」


「ただ会いたいだけです!」


 …………

 あ、えーっと、何を言えばいいんだ。

 会いたいって言ってくれるのは嬉しいんだが、

 不法侵入だからなー。


「はい!それじゃあ起きてクエスト行くぞー!」


「はーい」


 そう言って俺とマイはそれぞれで準備をして、

 ライとナナ、ヨクと合流し掲示板を見た。


 中級クエスト


≪クエスト オークの討伐

 ・クリア条件 100体 ・場所 森ダンジョン内 ・報酬 37ジュイア≫


≪デイリークエスト 果実のヒキジュの採取

 ・クリア条件 8個 ・場所 森ダンジョン内 ・報酬 29ジュイア≫


≪民相談クエスト 子供のためにカイスという花を取ってきてほしい

 ・クリア条件 3個 ・場所 地下ダンジョン ・報酬 43ジュイア≫


≪クエスト フラワージークの討伐

 ・クリア条件 2体 ・場所 クエ草原 ・報酬 35ジュイア≫


≪民相談クエスト 自分の子供に魔法を教えてほしい

 ・条件 1人のみ ・クリア条件 高難易度の魔法を子供が使えるようになる

 ・場所 コーズ家 ・報酬 53ジュイア≫


 これは……難しいクエストばかり……数は5つ。

 民相談クエストは難しいか分からないが。

 どうせクエストの争いが起きるだろうな。


 俺がみんなのほうを見ると何も争わず、

 何も言わず、何も思っていない表情をして飲み物を飲んでいた。


「ど、どうした!?クエスト争いはどうした!?」


 すると無表情でマイが言った。


「あのですね、初級クエストでも私たちはあの姿だったんですよ?

 中級クエストなんて無理です。18ジュイアあればたぶんクエストをしないでも済むよ?」


 た、確かに……あんなに後ろで震えられたらな。

 うーん、でも俺1人で行くのは心細い。

 やっぱりみんなで行くか。


「俺についてくるぐらいはしてくれ!!それに、18ジュイアって馬鹿!?

 1人分の食事で6ジュイアだぞ?もう今日で無くなってるんじゃないのか?

 い、いや!?昨日でないんじゃ…」


 みんなが小さくコクリとうなずき、お腹が鳴った。


「……はぁ。俺の本気を見せるからついてこい!」


 みんな「はい!」と言い、感動した目で俺を見てきた。

 そしてクエストを選んだ。俺はオークの討伐にして、

 イケメン受付職員にクエストの実行手続きを始めてワープをし、クエ草原に向かった。


 また透き通った水色の空。風で揺れる草。絵のような場所。

 その奥に見える無数のオーク。

 オークは剣を持って俺に向かってきていた。


「マジック、マグマインパクト!!」


 魔法陣が俺の手に出てきて、

 そこからまっすぐ魔法が撃たれオークの集団に直撃した。

 するとライが。


「やるな!!オークはやったか?」


 そう言われた瞬間、嫌な予感が頭によぎった。


「ライ!!それはフラグだ!!」


 ライは首を傾げて「何を言っているのか?」

 と言われた。


 この世界にはフラグがないのか。

 可哀そうに……


 オークがどんどん起き上がってきた。

 そのオークは青い目から赤い目へと変わった。

 ぶつぶつと何かを言いながら襲ってきた。

「アキはいらない。」と……


「なんで俺の名前を!?それにフラグがあったな。魔法耐性があるのか…それなら、

 スキル、無限斬り!!」


 俺はオークをどんどん斬りまくった。

 だが、オークの体が半分になっても自動再生ですぐ戻った。


 一瞬で消滅させるためには……

 魔法じゃダメだろ?スキルも効かない。

 あーあ。また使っちゃう?


「システムコマンド、ここにいるオーク全てを行動不能、魔法耐性無効、

 自動再生なし、俺のスピードアップ!!」


 するとオークは倒れだし、

 目の前にいろんなオークの情報が表示されていた。


 オーク


 元魔法耐性、自動再生。

 現在、魔法耐性無効、自動再生なし、行動不能、

 攻撃力1万上昇、防御力3560減少。


 なんか攻撃力強くないか?

 ま、まあいいか……これで余裕になったことだし。


「マジック、マグマインパクト!」


 魔法陣が2重で手に出てきて、

 一気に魔法を撃ち、オークを吹き飛ばした。


 マイたちは歓喜。俺はみんなにあきれていた。

 みんなでギルドに帰った。

 ギルドでクリアしたことを確認し、37ジュイアをもらい、

 宿に戻ることにした。宿に戻り手続きをして自分の部屋に向かった。

 部屋でベットに腰を掛けて考えた。


 俺は何をしてるんだ?

 力をこの高校でつけるはずだったよな……

 1日目はスライムをマグマインパクトでドカーン。

 2日目はオークをコマンドで弱くして、一気にマグマインパクトで終了。

 これまでの敵が弱すぎる!!


 俺はイライラしながら、生徒手帳にステータスを書いて寝た。



 生徒手帳


 攻撃力、105400。 (+0)

 防御力、90380。  (+0)

 素早さ、10870。  (+0)

 器用さ、10。     (+0)

 運力、5。       (+2)

 魔力、807040。  (+0)


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