表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クトゥルフ短編集  作者: 異次元からの猫
11/42

髪は長い友ですよね。

「やーい!ハゲ!」

「うっうるさい!」

「お前ヒゲばっかぼーぼーだよな。」

「お前こそ、いつもフードかぶりやがって!本当はどこから生えてるかわからないじゃないか!」

「…ふっ。」

「ちっくしょーー!!鼻で笑いやがってーーー!」ダ――!

 くっそー!ハスターの奴、俺のことハゲハゲ言いやがって!今に見てろ!


 うーん。シュブ=ニグラス製のウィッグじゃあ、アフロになっちゃうしなぁ。ここはやっぱり、ツァトゥグァ知識に頼るしかないな!

「ごめん。無理。眠い。」

「寝るなー!」

 くっそー!あの野郎!毛根自体ないからなぁ…。とか言いながら、俺の頭見やがって!でも、植毛してみろってのはなかなか良い手かもしれないな。そこだけは奴に感謝してやろう。今度、美味い物でも送ってやるか。


 さて、植毛か。そう言えばこの間、週刊「ネクロノ!」でそんな記事が紹介されてたな。

 んー。あ。これこれ。えっと、髪のお悩みなら、ハエールトテップにご相談を。連絡先は…0120-969696-78364か。良し…。


「いらっしゃいませ。ハエールトテップへようこそ!」

「植毛をお願いしたいんですけど。」

「はい!かしこまりました。では、こちらからコースをお選びください。」

 ふむふむ。下地と髪質を選べると。下地はショゴスかアブホースの二種類か。髪質はグラーキ製とツァール製とシアエガ製の三種類か。

「お客様の頭皮ですと、ショゴスの方が良いようですね。」

 店員さんのアドバイスに従っておこうか。

「なら、下地はショゴスで髪質はツァール製でお願いします。」

「お客様、それですと御髭の太さと差が出てしまい、もしかしたら不自然になってしまうかもしれませんが、それでもよろしいですか?」

「えぇ。構いません。サラサラの細い髪にあこがれていたんです。」

「かしこまりました。それでは、施術をいたしますので、こちらへどうぞ。」


 ふっふっふ。ふさふさのさらさらになってやったぜ。これでもう!ハゲとは言わせねぇ!

「あ、ハゲ…じゃなくなってる!」

「ふっ。もはや、お前に馬鹿にされる時代は終わったんだぜ。」

「あ…ぶふっ!でも…ぷっ!お前…それ…。」

「なんだよ!」

「不自然すぎて逆に笑えるわ!ぶわっはっはっは!」

「ちっくしょーー!」


 それから俺は、自分の家に逃げ帰るように走った。途中で頭のショゴスが俺の頭を食い始めた。むかついたので、家に着く前に消滅させた。

 家についてみると、近所にショゴスが住み着いていた。むかついたので、ショゴスを生み出していた少し寒いところにある山ごと消滅させてやった。

 ちっくしょー!しばらくルルイエに引きこもってやる!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ