第67話
追わずに、見る。
その言葉は、思っていた以上に難しかった。
ロイドは朝から何度も、自分の中でそれを繰り返していた。
追わない。
見る。
追わない。
見る。
言葉にすれば簡単だ。
だが、昨日見た男の背中を思い出すと、胸の奥がざわつく。
水路側の通りに立っていた男。
普通の労働者の服を着ていた。
けれど、こちらを見ていた。
観測者を。
風紙を。
そして、風が止まった直後に背を向けて消えた。
あれが封鎖弁の操作役なのか。
黒羽の見張りなのか。
ただの誘導役なのか。
分からない。
分からないから、追いたくなる。
確かめたくなる。
問い詰めたくなる。
けれど、それが罠だ。
追えば、相手の流れに乗る。
追えば、観測者を置き去りにする。
追えば、帰り道を描く前に、道へ入ってしまう。
だから、追わずに見る。
ロイドは作業台の前で、両手を握ったり開いたりしていた。
ミラが横からじっと見る。
「落ち着かない?」
「めちゃくちゃ落ち着かない」
「正直」
「隠せる気がしない」
「顔」
「分かってる」
ロイドは自分で自分の頬を叩いた。
軽く。
「今日は追わない。見る。記録する。戻る」
「うん」
「男がいても?」
「追わない」
「紙があっても?」
「拾わない」
「羽が落ちてても?」
「触らない」
「……もし、ミラベルさんの名前があっても?」
ミラは少しだけ黙った。
その沈黙で、ロイドも胸が痛くなる。
ミラベルの認識札。
あれが届いた時、誰もが揺れた。
エルマは特にそうだった。
もしまた、ミラベルの名がある何かを見せられたら。
カイゼルの名がある何かを見せられたら。
ロイド自身、手を伸ばさずにいられる自信は揺らぐ。
けれど、ミラはゆっくり言った。
「呼ぶ」
「……うん」
「一人で見ない」
「うん」
「一人で拾わない」
「うん」
「全員で、あとで考える」
ロイドは深く頷いた。
「それでいこう」
奥からセドの声がした。
「その確認は重要です」
ロイドが振り返る。
セドは今日の観測表を持っていた。
昨日よりもさらに項目が増えている。
風の強弱だけではない。
不審者の位置。
出現時刻。
移動方向。
風が止まった瞬間との時間差。
観測者との距離。
追跡せずに確認できた特徴。
どこを見ていたか。
手に何か持っていたか。
立っていた場所は、昨日と同じか。
まるで、人ではなく風の流れを見るように、操作役の動線を記録する。
「細かいな」
ロイドが言う。
「必要です」
「言うと思った」
「追わないためです」
セドは静かに答えた。
「追わない代わりに、見落とさない」
その言葉に、ロイドは黙った。
追わないことは、諦めることではない。
見逃すことでもない。
別の方法で追う。
足ではなく、目と紙で。
怒りではなく、記録で。
「……いいな、それ」
ロイドは小さく言った。
「追わない代わりに、見落とさない」
「はい」
セドは頷く。
「今日はそれを徹底します」
ガルドが工具袋を肩にかけながら言った。
「工房側も同じだ。昨日の男を見ても追わねぇ」
「本当に?」
ロイドが少し意地悪く聞く。
ガルドは顔をしかめた。
「追わねぇ」
「昨日、追いそうだったろ」
「ハインツに止められた」
「今日は?」
「止められる前に止まる」
ミラが短く言う。
「えらい」
ガルドが何とも言えない顔になる。
「……子供扱いじゃねぇだろうな」
「仲間扱い」
ミラが即答した。
ロイドは笑いそうになり、でもこらえた。
ガルドは苦い顔をしながらも、否定しなかった。
エルマは地図の前で、封鎖弁の候補位置を見つめている。
昨日、ルイスから届いた情報。
第三点検口。
外縁制御弁。
東側扉と工房側封鎖壁の間に存在する可能性。
そして、夕刻の定時排気調整。
封鎖弁は手動。
操作役は近くにいる可能性。
「今日は、男を見るより場所を見るんだよ」
エルマが言った。
全員がそちらを見る。
「人は動く。服も変える。顔を隠す。だが、操作する場所は変えにくい」
セドが頷く。
「出現地点を重ねます」
「そう」
エルマは地図を指す。
「水路側の男が立っていた場所。工房側の男が出た場所。その中間に、第三点検口へ通じる何かがあるかもしれない」
ロイドは地図を覗き込んだ。
水路側の通り。
工房街の井戸。
空き工房。
資材倉庫。
古い石積み。
線を引けば、確かにある一点へ向かっているようにも見える。
だが、まだ曖昧だ。
「ここか?」
ロイドが指を置く。
エルマは首を振る。
「まだ分からない」
「だよな」
「分からないから、今日は見る」
エルマの声は静かだった。
「追うんじゃない。重ねるんだ」
重ねる。
風の変化を。
人影の場所を。
時間を。
視線を。
紙の上に。
帰り道を描くために。
午前の観測は、あえて少し遅らせた。
昨日の早朝ではなく、朝の通りが動き出してから。
水路側では、マイラたちが洗濯物を干す動きに紛れて風紙を見る。
ロイドとセドは、昨日よりさらに離れた場所から見守った。
近すぎると、黒羽に「観測している」と伝えてしまう。
遠すぎると、異変に気づけない。
その距離の取り方だけで、ロイドは神経を使った。
「……これ、見てるだけなのに疲れるな」
ロイドが小声で言う。
「はい」
セドは周囲を見ながら答える。
「でも、必要」
「はい」
第一地点。
通り風。
変化なし。
第二地点。
古い石積み手前。
弱い冷気。
昨日の昼前よりも少し弱い。
第三地点。
ほぼ無風。
そこまでは想定内だった。
問題は、人だった。
マイラが布を畳むふりをしている時、通りの反対側に一人の男が現れた。
昨日の男とは服が違う。
今日は荷運び人のような格好をしている。
肩には空の袋。
腰には縄。
だが、立ち止まる場所が不自然だった。
水路にも、長屋にも、店にも用があるようには見えない。
ただ、観測地点と古い石積みの間を見る位置に立っている。
ロイドの足が、反射的に前へ出そうになる。
だが、自分で止めた。
追わない。
見る。
「セド」
「はい」
「男。通り反対側。袋持ち」
「確認しています」
セドは視線を向けすぎず、記録する。
時刻。
位置。
服装。
持ち物。
視線方向。
男は、マイラたちを直接見ていない。
だが、古い石積みの方向を見ている。
そして時々、足元を見る。
まるで、何かの合図を待っているように。
「操作役?」
ロイドが小さく聞く。
「断定不可」
「だよな」
その瞬間。
第二地点の布が、ぴたりと止まった。
風が消えた。
昨日よりも早い。
昼前でも夕方でもない。
朝のうちに。
マイラの顔が強張る。
ロイドは叫びそうになったが、こらえた。
大声を出せば、群衆が不安になる。
セドが手で合図する。
マイラたちはすぐに撤収する。
自然に。
洗濯物を抱え直し、通りを戻る。
男は動かない。
そのまま、風が止まった場所を見ている。
数秒。
そして、背を向けた。
昨日と同じように。
追える。
今なら。
角を曲がる前に追いつけるかもしれない。
ロイドは奥歯を噛みしめた。
「追わない」
自分で言った。
セドが横で頷く。
「はい」
男は角を曲がった。
ロイドは拳を握る。
悔しい。
だが、全員戻った。
観測者は無事。
風が止まった時刻と、男の位置を記録できた。
それでいい。
今は、それでいい。
工房側でも、同じようなことが起きていた。
ガルド、ハインツ、オルドは、炉の換気確認という名目で風紙を使っていた。
正面通りは変化なし。
裏路地入口手前は、弱い微風。
昨日よりも少し戻っている。
空き工房の向かいでは、足元からの冷気がある。
ガルドは記録しながら、周囲を見ていた。
今日は、井戸のそばに男はいない。
空き工房の窓にも人影はない。
黒い羽も紙もない。
何もない。
だが、何もないことが逆に不自然だった。
「……来るぞ」
ガルドが低く言った。
ハインツが聞く。
「何が」
「知らん」
「便利な予感だな」
「うるせぇ」
その時、オルドが小さく息を呑んだ。
「向こう」
資材倉庫の正面通り。
水売りの荷車が止まっている。
珍しくはない。
工房街では水は必要だ。
だが、その水売りは、水を売っていなかった。
声をかけるでもなく、ただ荷車の側に立っている。
そして、片手を荷車の下に入れていた。
まるで、何かを触っているように。
ハインツの目が細くなる。
「水売りじゃないな」
「だろうな」
ガルドが答える。
オルドが小声で言う。
「追いますか」
「追わん」
ガルドは即答した。
自分でも驚くくらい、早く言えた。
その直後。
裏路地入口の風紙が止まった。
完全に。
水売りの男は、荷車の下から手を抜いた。
そして、何事もなかったように荷車を押して歩き出す。
ハインツの顔が怒りで歪む。
「……あいつ」
「見るな」
ガルドが低く言う。
「見すぎるな。記録しろ」
オルドは震える手で紙へ書く。
水売り風の男。
荷車。
右手を荷車下へ。
直後、風停止。
移動方向、南西。
追跡せず。
ハインツは深く息を吐いた。
「よく止まったな、俺たち」
「ミラに褒めてもらえ」
ガルドが言う。
オルドが少し笑った。
緊張で引きつった笑いだったが、それでも笑いだった。
「本当に言われそうですね。えらいって」
「言われたら腹が立つ」
「でも、ちょっと嬉しいでしょう」
「黙れ」
ガルドはそう言ったが、否定はしなかった。
店に戻ると、水路側と工房側の報告がすぐに重ねられた。
セドは地図に赤い印をつける。
水路側。
袋持ちの男。
立ち位置。
風停止時刻。
移動方向。
工房側。
水売り風の男。
荷車下へ手を入れた動作。
風停止時刻。
移動方向。
二つを比べて、エルマが眉を寄せる。
「時間が近い」
「ほぼ同時です」
セドが答える。
「操作役が二人?」
ロイドが聞く。
「あるいは、一人が合図を出し、別の場所で操作」
「でも、工房側は荷車の下を触ったんだろ?」
ガルドが頷く。
「ああ」
セドは少し考える。
「荷車に小型の操作具がある可能性」
「そんなことできるのか?」
ロイドが聞く。
エルマが苦い顔をした。
「できるね」
「できるのか……」
「旧東の封鎖弁は魔導式補助がついていた。近くの点検口に接続していれば、簡易操作具で動かせる可能性がある」
「つまり、封鎖弁そのものに触らなくても?」
「点検口か、操作線に繋がる場所なら」
ロイドは地図を見た。
「じゃあ、水売りの荷車がいた場所」
セドが印をつける。
「そこに操作線がある?」
「可能性が出ました」
ガルドが地図を睨む。
「井戸の近くだ」
「水売りとして立ちやすい」
ミラが言う。
「自然」
「生活の中に紛れるのは、向こうも同じか」
ロイドが低く言った。
生活を使って観測するこちら。
生活に紛れて操作する黒羽。
同じように見えて、根本が違う。
こちらは守るために。
向こうは閉じ込めるために。
「水路側の男は?」
ロイドが聞く。
セドは袋持ちの男の位置に印を置く。
「こちらは古い排水溝の近くです」
「排水溝?」
「はい。封鎖弁の操作線が通っている可能性は低いですが、風の確認や合図役としては適しています」
「じゃあ、工房側が操作、 水路側が確認?」
「可能性があります」
エルマが頷く。
「筋は通る」
ガルドが低く唸る。
「操作役は工房側か」
「まだ断定できません」
セドは言う。
「ですが、候補は絞れました」
ロイドは深く息を吐いた。
追わなかった。
でも、見えた。
追わない代わりに見落とさない。
その成果が、紙の上に出ている。
「……できるもんだな」
ロイドが呟く。
「はい」
セドは静かに答えた。
「追わなくても、近づいています」
その言葉に、店内の空気が少しだけ変わった。
怖さだけではない。
手応え。
小さな前進。
黒羽の動きが、少し見えた。
昼過ぎ。
王城から新しい情報が届いた。
ルイスの覚書には、封鎖弁操作線に関する記録があった。
――旧外縁排気路の補助操作線は、工房街側の給水管点検路を一部共有。
――給水管点検路は、井戸周辺を通る。
――水売り、給水係、修理工を装えば接近可能。
――水路側排水溝付近には風圧確認孔の記録あり。
――操作役と確認役の分担が可能。
ロイドはそれを聞いて、椅子から立ち上がりかけた。
「当たってるじゃねぇか!」
ミラがすぐに言う。
「座る」
「はい」
ロイドは座った。
セドは覚書を見つめ、静かに息を吐いた。
「ルイス様も同じ場所へ辿り着いています」
「すごいな、本当に」
ロイドは感心した声を出す。
ガルドが腕を組む。
「つまり、工房側の井戸周辺が操作点候補」
「はい」
「水路側排水溝が確認点候補」
「はい」
エルマは地図へ二つの印を濃くつけた。
「これで、第三点検口そのものではなく、操作線の外部接点が見えてきた」
「つまり?」
ロイドが聞く。
「封鎖弁の場所を直接見なくても、動かしている場所が見える」
「それは大きい?」
「大きいよ」
エルマははっきり言った。
「帰り道を閉じる手を、外から止められる可能性がある」
店内が静まる。
帰り道を閉じる手。
それを止められる。
つまり、搬出路へ入る時、黒羽に閉じ込められる危険を減らせるかもしれない。
まだ先の話だ。
まだ準備は必要だ。
でも、初めて具体的な対抗策が見えた。
「……じゃあ、次は操作点を押さえる?」
ロイドが聞く。
セドは首を横に振る。
「まだです」
「だよな」
「まず、操作点候補を確定します。次に、黒羽がどの時間に動かすかを把握する。その後、必要なら妨害ではなく監視を置く」
「妨害しないのか?」
ガルドが聞く。
「今妨害すれば、相手は別の方法へ変えます」
セドの声は冷静だった。
「まだ見えていない状態で手を出すべきではありません」
「見る」
ミラが言う。
「はい」
セドは頷く。
「今は見る段階です」
ロイドは腕を組み、少しだけ笑った。
「我慢大会だな」
「はい」
「でも、だいぶ我慢できるようになってきた」
「はい」
ミラが小さく言った。
「えらい」
ロイドは苦笑した。
「何か、最近それ言われると普通に嬉しいんだよな」
ガルドが顔を逸らす。
「俺は別に嬉しくねぇ」
オルドが小声で言う。
「本当ですか?」
「黙れ」
店内に小さな笑いが起きた。
その笑いが、重たい地図の上にふわりと乗った。
夕方前の観測は、慎重に行われた。
今度は観測者の位置を少し変えた。
水路側は、排水溝付近が見える高い場所。
工房側は、井戸周辺が見える工房の二階。
もちろん、直接見張っていると分からないように。
水路側では、マイラたちが布を取り込む。
ロイドとセドは少し離れた高台に立つ。
排水溝のそばに、朝の袋持ちの男はいない。
代わりに、別の男がいた。
今度は老人のような格好。
背を丸め、杖をついている。
だが、歩き方が妙に安定している。
セドが低く言う。
「変装の可能性」
「何でもありだな」
ロイドが小声で返す。
老人風の男は、排水溝のそばで立ち止まる。
杖の先を石畳に当てた。
一度。
二度。
三度。
その数秒後。
工房側から、風が止まったという合図が届いた。
工房側では、井戸のそばに水売りはいなかった。
代わりに、修理工風の男が井戸の縁にかがみ込んでいた。
工具箱を開ける。
中の何かを触る。
そして、風が止まる。
ガルドたちはそれを遠くから確認した。
追わない。
近づかない。
ただ記録する。
修理工風の男。
井戸縁。
工具箱。
操作直後、風停止。
同時刻、水路側老人風の男が杖で合図。
その記録が店へ戻った時、作業台の上の地図は一気に意味を持ち始めた。
水路側、確認役。
工房側、操作役。
井戸周辺、給水管点検路。
排水溝周辺、風圧確認孔。
第三点検口へ繋がる外部操作線。
黒羽は、旧測量坑道の帰り道を閉じるために、街の中へ人を置いている。
遠い闇ではない。
街のすぐそば。
生活の中に紛れ込んで。
「……気持ち悪いな」
ロイドが言った。
声には怒りよりも、嫌悪があった。
「人の生活の場所に、普通の顔して立ってる」
「はい」
セドが答える。
「だからこそ、こちらも生活の中で見る必要があります」
ミラが風紙を箱に戻しながら言う。
「向こうは隠れる」
「うん」
「こっちは守る」
「そうだな」
ロイドは頷いた。
「そこは間違えない」
ガルドが地図を見下ろす。
「これで、操作点候補はかなり絞れた」
「はい」
セドは記録をまとめる。
「明日は、操作役そのものではなく、井戸周辺の構造を調べます」
「近づくのか?」
ロイドが聞く。
「正規の理由を作ります」
「正規の理由?」
「給水管の安全点検です」
ハインツが頷く。
「工房街なら通る。水路騒ぎの後だ、給水管の点検は自然だ」
「水路側は?」
「排水溝の安全確認」
セドは言う。
「ただし、黒羽が動く時間は避けます」
「操作時間外に見る」
「はい」
ロイドは深く息を吐いた。
「一歩進むな」
「はい」
「でも、まだ入口じゃない」
「はい」
「帰り道を閉じる手を見る」
「はい」
ミラが壁の紙を見る。
「描いてる」
ロイドも同じ紙を見る。
帰り道は、見つけるものではなく、描くもの。
その線が、少しずつ濃くなっている。
まだ危険だ。
まだ罠だらけだ。
でも、もう完全な闇ではない。
夜。
ロイドの店には、今日の記録が丁寧にまとめられていた。
操作役候補。
確認役候補。
井戸周辺。
排水溝周辺。
風停止時刻。
合図らしき動作。
変装の可能性。
追跡せず。
全員帰還。
セドは最後にその一文を書き、筆を置いた。
「全員帰還」
ロイドが小さく読んだ。
「これ、毎回書こう」
「はい」
セドは頷いた。
「最重要項目です」
「だな」
ミラが灯り石を一つ、記録紙の横に置く。
柔らかな光が、全員帰還という文字を照らした。
エルマはミラベルの認識札が入った箱へ視線を向ける。
「今日も、帰り道を少し描けたよ」
彼女は小さく言った。
外では夜風が吹いている。
自然の風か。
坑道の風か。
それとも、誰かが動かした風か。
まだ分からない。
けれど、ロイドたちはもう、その違いを見ようとしている。
追わずに。
焦らずに。
見落とさずに。
紙の上に、街の裏側の見えない線が少しずつ浮かび上がっていた。




