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妹とデート

日間ランキングに入りました!

ありがとうございます!

これからも頑張りますのでよろしくお願いします!


「はぁはぁ」


俺はそう言って、飛び起きた


「またあの夢か。ここ最近見てなかったんだけどなぁ」


俺は、度々茜のことで夢を見る。

夢と言っても、悪い夢、悪夢を見るのだ。

昔から茜にされてきたことが原因で、度々悪夢を見る。


最近はあまり見てなかったので、気を抜いていたが、やはりまだ、治ってなかったようだ。


「はぁー。まだ、5時かよ。せっかくの休みなのに」


今日は日曜日なので、せっかくだし、外に1人で映画でも見に行こうかと思ってたけど、さすがに起きるの早すぎたな。


「まぁいいか。朝ごはん作ってみんなが起きるの待ってよ」


それから俺は、顔を洗って、歯を磨いて、家族の朝ごはんを作り始めた。


「今日は、パンにするか」


俺の家族はみんなご飯派なのだが、たまにはいいだろう。と思って今日は、パンと、スクランブルエッグにしようと思って作っていると、二階から誰か起きてきた。


「あれ、おにぃ?いつもより早いね

おはよ」


そう言って降りてきたのは、妹の明里だった。


「うん?あぁ明里か、いやいつもの悪夢を見てな。

いつもよりも、3時間くらい早く起きたんだよ」


俺は基本的に茜の弁当や、茜を起こさなければいけなので、早く起きるのだが、休みの日はそのどちらもやらなくていいので、いつも8時くらいに起きていた。


「え、最近は、見てなかったのに。おにぃ大丈夫?」


明里にはこの悪夢を見ることをちょくちょく見ると言ってあったので、心配してくれた。


「あぁ。大丈夫大丈夫。それより、朝ごはんできてるから食べちゃってくれ」


俺はそう言って明里の皿の上に盛り付けて、明里に渡した


「ほんとに?おにぃ自分のこと抑え込んで、我慢するから心配。」


明里は俺からお皿を受け取ってからそう言った


「大丈夫だよ。ありがとうな、心配してくれて」


俺はそう言って、明里の頭を撫でた


「う、うん。何かあったら私に言ってね」


と頰をほんのり赤らめて、言った


「あぁ、ありがとう」


(それにしても、ほんとに明里は優しいなぁ。

茜にも見習ってほしいくらいだ。

まぁもう俺には、関係ないけどな。)


「ほんとに、あの人って最悪。

おにぃこんなに苦しんでるのに、なんで今も生きてるの

おにぃを苦しめる人は、私が許さない。

おにぃは、私のもの。私だけのもの。」


と、明里が、隣でボソボソと独り言を言っていたが、

俺は声が小さくて聞こえなかった。


「そういえばおにぃ。今日は何か予定あるの?」


そう明里が聞いてきた


「いや、今日は1人で、映画でも観に行こうかと思ってたから予定は、ないな」


俺がそう言うと明里が


「それなら、私と、映画を見に行かない?」


と言ってきた


「あぁいいぞ。行くか!」


そう言って、今日の予定が決まったのだった















☆ ☆ ☆














それから朝ごはんを食べて映画を観に行く準備をしていると明里が、


「ねぇ、おにぃ。今日待ち合わせしよ」


と言ってきた


「え、なんで?一緒に行けばいいじゃん」


と言うと、


「だめ。今日はデートだから、待ち合わせしなきゃだめ」


と言われた。


(なるほどね。明里はデートのつもりなのか。なら俺も、デートのつもりで行動しないと明里に失礼だよな)


と思って、待ち合わせすることにした。


「じゃあ待ち合わせ場所は、駅前の噴水のある広場でいいか?」


と俺が聞くと、


「うんわかった」


と明里が言ったので、俺は家を先に出て、その待ち合わせ場所で待っていたのだが、


(なんか、俺周りから見られてないか?

何かおかしかったかなぁ。一応白のシャツとジーンズをはいてシンプルな服を着たつもりなんだけどなぁ)


と翔は思っているが、実際には真逆なのだ。

周り人達の声はこうだ。


「ねぇあの人めちゃくちゃカッコよくない?

シンプルな服で爽やかだし」


とか、


「あの人かっこいい!シンプルな服だから逆に、顔立ちの良さが際立ってるわ」


などなど、シンプルな服を着ていることで翔の顔立ちの良さや、足の長さなどが、際立って見えていた。


しかし、当の本人は全くそんなことを思っておらず、何処かおかしなところでもあるのかな?などと、見当違いなことを思っていた。


そんなことを思っていると、明里が駅から駆け寄ってきた


「おにぃ!ごめん。待った?」


「いや、全然そんなことないぞ。それに、明里の今日の服は、可愛いな。よく似合ってるよ」


今日の明里の服は白のワンピースに、麦わら帽子と、可憐な姿だった


「ありがとう。そうやっておにぃに言われると、照れる。おにぃも、その服似合ってる。すごくかっこいい。」


と若干頰が赤い顔で言われた。


「そうか?さっきから周りの人がチラチラ見てくれるから俺がどこかおかしいのかと思ってたよ」


と言うと、明里がなぜか必死に、こう言ってきた


「そんなことない!おにぃは、かっこいい。

みんなおにぃがかっこいいから見てただけ。

もっとおにぃ自信持つ!」


と言ってきた


「そうかなぁ?髪切った時は、かっこいいと思ってたけど、家帰って鏡見ると自信無くなったんだよなぁ。」


「おにぃは、かっこいい自覚がない。心配」


と言われた


「何が心配なんだよ。まぁそんなことより、映画館行こうぜ」


と言って映画館に向かった。














☆ ☆ ☆














しばらく歩いて映画館に着いたんだが、何をみるかで迷っていた


「明里何か観たい映画あるか?」


「うーん?じゃあこれは?」


そう言って明里が指を指したのは、


「なになに?君と過ごした夏?恋愛映画かぁ。まぁいいか観よう!」


君と過ごした夏という恋愛映画だった


(正直あんまり得意じゃないけど、まぁ観てみよ)


と思って観に行った のだった。


そして見終わって、出てくると、


「グス。グス。まさかあんな感動する映画だとは、思わなかった」


「だな。あれは、なかなかいい映画だった」


と感想を言っていた


「なぁ。映画見終わったし、どうする?」


俺は、明里に聞いた


「うーん?どうしよう。もういい時間だし、帰ろ」


と言った


(確かにもう暗くなり始めてるな)


と思ったので、帰ることにした


「じゃあ帰るか。」


と言って、帰ろうとした時だった


「おにぃ、待って!」


と言われて、後ろを向くと、


「チュッ」


と、した音と共に、柔らかな感触が、頰にした

それからしばらくして、キスされたことに気づいた


「なっ。あ、明里さん?ど、どうしたの?」


と聞くと、


「ん。今日のお礼。早く帰ろ」


と、後ろを向いたが、俺は見てしまった。


(耳まで真っ赤じゃねーか)


そうなのだ顔は見えなかったが、耳は真っ赤だったので、多分顔も真っ赤なのだろう


(まぁ今は、指摘しないでおくか)


と、最後はお互い恥ずかしくて、帰りは一言も言葉を交わせなかったのだった


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