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聞こえる景色  作者: でこぽん


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3/4

さーん

ピーーー

耳鳴りがし始めた。


ピーーーーーーーーー

ピーーーピーーーピーーーピーーーピーーー

どんどん激しくなる耳鳴りに、思わず耳を押さえた。




ピーー。


………世界から音が消えた。


手を動かしてみる。机にぶつかる感覚はあった。

でも、音はしない。


さっきまで食べていた、サンドイッチの柔らかさを見つけた。サンドイッチを包んでいたアルミホイルに触れる。

でも、音がしない。


手を叩いてみる。

1回… 2回… 拍手…

でも音はしない。


「あー、あー」声を出してみる。

でもなにも聞こえない。


「いや、いやぁーーー!!」

怖くなり叫んだ。

叫んだ…はず…



「なに!?なんで!?なにも聞こえない!!

誰か!晴美!悠真!?」

自分がどうなっているのか、わからない。

周りの状況は、何もわからない。



ーーガシッ


誰かが肩を掴んで揺らしてくる。

誰?誰?誰?誰?誰?

何もわからない。

わからない

わからない

わからない



助けて助けて助けてタスケテタスケテ




ーー「…!美景!」

誰かの声がする。



ーー「おい!大丈夫か!?」

「ゆ、ゆうま、、くん、、、?」

聞こえた?聞こえた!聞こえた!

怖い、なに、なんで聞こえなかったの、もう嫌だ、怖い、怖い、こわい、コワイ、コワイ






ブツッーーーー


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