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さーん
ピーーー
耳鳴りがし始めた。
ピーーーーーーーーー
ピーーーピーーーピーーーピーーーピーーー
どんどん激しくなる耳鳴りに、思わず耳を押さえた。
ピーー。
………世界から音が消えた。
手を動かしてみる。机にぶつかる感覚はあった。
でも、音はしない。
さっきまで食べていた、サンドイッチの柔らかさを見つけた。サンドイッチを包んでいたアルミホイルに触れる。
でも、音がしない。
手を叩いてみる。
1回… 2回… 拍手…
でも音はしない。
「あー、あー」声を出してみる。
でもなにも聞こえない。
「いや、いやぁーーー!!」
怖くなり叫んだ。
叫んだ…はず…
「なに!?なんで!?なにも聞こえない!!
誰か!晴美!悠真!?」
自分がどうなっているのか、わからない。
周りの状況は、何もわからない。
ーーガシッ
誰かが肩を掴んで揺らしてくる。
誰?誰?誰?誰?誰?
何もわからない。
わからない
わからない
わからない
助けて助けて助けてタスケテタスケテ
ーー「…!美景!」
誰かの声がする。
ーー「おい!大丈夫か!?」
「ゆ、ゆうま、、くん、、、?」
聞こえた?聞こえた!聞こえた!
怖い、なに、なんで聞こえなかったの、もう嫌だ、怖い、怖い、こわい、コワイ、コワイ
ブツッーーーー




