4、貴族とこの世界
短いです。
私はお父様に似たらしい。
金色の髪を振乱しながら、やってきたお父様は無駄な色気があります。私もぱっちりとした瞳にすっと通った鼻筋、整った顔、なかなかの美人になりそうです。
そんな美男なお父様は侯爵家の三男。貴族なんだけど、跡継ぎに関係なかったから、他国と貿易のお仕事をしてたそう。そりゃモテたでしょうね。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いで稼いでたおじい様に業務提携契約で出会い、一緒にいた娘のステラお母様に一目惚れして、結婚。ちょうどおじい様が功績を上げたとのことで叙爵。
この世界、貴族社会です。魔法はないけどね。成り上がり貴族と言われる人たちが男爵。国に多大なる貢献したと評されるとても立派な叙爵。三代までは名乗ることができて、そこから何も功績がなければ准男爵で、いわゆる平民とほぼ同じになるそうです。男爵時代に領地経営を試されて、三代までに功績を積んだ場合は子爵、候爵、伯爵と半永久的に貴族扱いで、そのまま領地経営。半永久というのも、汚職とか経営難とか色々あって更迭されちゃう人たちがいるかららしいのです。
私のお父様が二代目、弟が三代目となります。あ、女性しかいなかったら婿養子でもいいけど基本は男性がそのまま嗣ぐことが多いそう。お父様は婿養子ね。
前世はお金なくて、ずっと働き続けていたから、今世はのんびりしたい。ということで、弟に継いでもらって、領地の端っことかで領地経営のお手伝いしながら過ごしたいものです。
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と、弟の寝顔を見ながら考えてます。私が目覚めた後から、離れたくないみたいで、今日は弟と添い寝。昨日はお父様と寝たらしいの。寝ぼけながらすり寄るべルート。
寂しいよね。わかる。前世の自分と重なります。べルートは私が守る。お母様のぶんも頑張る。
おやすみなさい。大好きよ。
ヒーローはまだでてきません。すみません。恋愛も始まりません。




