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『失ったら、元に戻らない。』  作者: ほのりー


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0、壊れた思い

迷いましたが、連載します!

1週間に1回以上は出したいと思います!

うしもどとか、愛称で読んで下さったらうれしいです!

前見てくださった方も、初めて見る方も、是非宜しくお願いします!

あと、今回は少し短めです。

また、暴走してしまった。

何回暴走してしまったのだろう。数え切れないな。

彼女ははっきりしない気持ちで考える。

もう、取り返しは絶対につかない。

7大陸あるこの世界で、全部の大陸に彼女の悪い噂が知れ渡ってしまった。

大陸一つ一つはとんでもない距離が開いているので、他の大陸とは連絡がなかなか届かない。手紙を送るだけでも数か月ほどかかる。故に、大陸全体が拒否するような出来事があっても、他の大陸にはなかなか知れ渡らない。1か月の間で、彼女は全ての大陸に拒否されたのだった。彼女が何故、1カ月で全ての大陸へ行き、暴れる時間があったのかというと、彼女が開発した、生命力を使うのと代償に、願いを叶えてくれる木の棒のおかげだ。大陸一つテレーポートするためには、15年程の寿命が削られてしまう。

彼女の寿命は人間と同じだ。

もう、長生きなおばあちゃんの年齢だ。

(一大陸で済ませるはずだったのに……)

彼女は俯く。端から見れば15歳の少女が俯いているようにしか見えないだろう。

彼女の精神は限界を迎えていた。

後悔が頭を異常に蝕む。脳がショートしそうだ。

彼女は何度も何度も何度も、同じ経験をしてきた。

だが、彼女は諦めなかった。

僅かに希望があるように見えたからだ。

その僅かな希望を追いかけて、また追いかけて、繰り返し追いかけて、ただ掴もうとしていた。

そのことを考えていると、自分自身が分からなくなってくる。何がしたいのだろうと。

心がすっかりと無くなってしまった。何も無い。

何度考えても、心は応えてくれない。

何かが消えた感覚がする。

ーーあれ、これが普通だったんじゃなかったっけ?

ぼんやりとした心にわずかに違和感が芽生えた。

慌ててその感覚を掴もうとし、手を伸ばした。

だか、空を切る。自分の体がスローモーションに見えてくる。辛さも苦しさも、違和感すら無くなっていた。なのに、受け入れてしまっている自分がいる。

否定の言葉すらでない。何故だろう。そう言っているが、不思議だと一ミリも思えない。なにも変に感じないのだ。当たり前のように感じている。

何故か、無意識に立ち上がろうとしていたようで、どこかにぶつかってしまった。ダイレクトに衝撃が来た。本当は痛いはずなのに、全く痛くない。

だが、視界が闇に落ちていく。

相当なダメージだったのか、そもそも眠かったのか、ただ目を瞑っただけなのか、なんだろう。

思考が不思議と働いた。視界が闇に包まれる。

バランスを失って、体が下に落ちていく。

しかし、思考はぐるぐるとありえない程に回り続ける。

10秒程経った時、彼女の思考が完全に止まった。

最後の方に思考したのは、「ラーメン食べたい!!!近くにあるかな?いや、でも美味しくない店ならどうしよう。なんかなー。うーん、やっぱーーー」である。

その時、彼女の瞼がほんの少しだけ、気付かないくらいに震えたのだった。

そして、彼女はゆっくりと、眠りについた。

暗いスタートになりましたが、ハッピーエンドにするつもりです!というか、絶対にします。

ここまで見てくださり、ありがとうございます!

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