↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『失ったら、元に戻らない。』  作者: ほのりー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/10

2、リリー視点

リリー視点です。

今日は友達のラニとパーティー会場に来ていた。

急にラニは腹立つことを言い始めた。

思わず、叩いてしまった。

別にラニにならいいや。やり返さないでオロオロしてるだけだろう。

そういう判断だった。

だけど、ラニは叩き返して来た。

彼女の目には強く怒りが宿っている。

私は、一線を越えたのだろう。

ラニは泣き出した。

そして、証拠も出した。

私はどうなるのだろうと、ぼんやりと考えた。

1年間の謹慎処分が下された時、私は気が狂いそうだった。

しかし謹慎処分の間、専門教師に教えて貰った、

『自分の嫌がることを、他人にするな!』

その言葉に自分の何かが変わった気がした。

その教師にはいろんなことを教わったな、とリリーは思い返していた。

今日は謹慎処分が終わって学園に行かなくては行けない日だ。時間が迫っている。

リリーはうわの空で支度をした。

(もう、この学園に来れないかもしれない…。

でも、当たり前よね。…ラニ、彼女には悪いことをしたわ。)

簡単に許されることではない、許して欲しいとリリーは思うことなどリリーは、微塵も思っていなかった。

そう考えている内に、支度が終わり、リリーは学園に着いてしまった。

緊張して扉を開け、自己紹介をした。

拍手はまばらだったが、無いより安心できた。

席はラニの隣だった。

リリーは己の不運を悟った。

座った瞬間、ラニと目が合ってしまい、反射的に謝ってしまった。許してと言っているようなものだ。

そんなはずは無い。自分の口はなんておしゃべりなんだ。しかし、彼女は怒ることもしなかった。

リリーには、全てを許してくれたように感じた。

これ以上、話すなんておこがましい。

そう思い、話を続けることはしなかった。

もう、二度話すことは出来なかった。

でもこれは、二人とっては一番の選択だと、リリーは感じた。


見てくださり、ありがとうございます。

また作品を投稿する予定です。

良かったら、評価など頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。