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Be more!  作者: 焔水無月
6/12

scene5

続きです(゜∇゜)

……コポコポと泡の弾ける音がする。


「――。 …―〜」


ひんやりとした、固い感触が背中に突き刺さる。


「―っと、ぉ…た?」


……ここは…、


「…やっと、起きた?」


…〜〜っ!!?


「良かったー、ちょっと殴って薬飲ませただけなのに、3時間も起きないんだから…」

「直樹!」

「何? 近くにいるんだから、そんなに大声じゃなくても良いんだよ?」

「…ふざけんな! お前何やってるか分かってんのか!?」

「ふざけてなんかないし、勿論分かってるさ」


一気に周りの気温が下がった気がした。

全部を見透かすような眼差しが向けられる。


「何でこんな…!」

「分からないなら、残念だね。 自業自得なんじゃない?」

「一発殴らせろ!」

「…ふふっ」

「お前……っ!!?」


…何だ!? 動けない!!?


「今頃気が付いたの?」


長めのチェーンがついた手錠、足枷で拘束されている…!

どうやら、チェーンの先端は部屋の壁に開いている4つの穴にそれぞれ繋がっているらしい。


「…何だよこれ」

「見たまんまさ。 手錠と足枷」

「…くそっ! お前どうかしてるんじゃないか!?」

「俺は本気だけど」


話は通じないか…!


「こんな事して何の意味があるんだよ!!」

「意味なら…あるさ」


気味の悪い、顔に張り付いたような薄笑いが無表情に変わる。


急に顔を寄せると、俺の顎を掴んで、上を向かせ…、


「一哉…、君を俺のものにしたいんだよ」

「なっ…!!?」

「そんなに驚かないでってば」


何を言ってるんだ!?


「…昔の事を忘れた一哉が悪いんだから…」

「昔って一体何の……っ! んぅっ!?」


なっ…、待て…! 何を…!!?


「ん…、もしかしてキスは初めてだった?」

「ふ、ぅ…っ、お前、何、して…っ…」

「図星、かな? …嬉しいなぁ、僕が初めてを貰っちゃったんだね…?」

「離れろ! 俺から離れろよ!」

「俺には離れる理由がない」

「っ、お前なんか嫌いだ!」

「!!」

「変わった奴だとは思ってたが、ここまで変態だったとはな!」

「……」


何も言わなくなった…?

もしかして、精神的に効いてんのか…!?


「お前みたいな変態、話したくもないね!」

「………随分言ってくれたね」

「ひ…っ!?」


乱暴に、近くにあったベットの上に引き倒される。


「お仕置きだよ」


手に持っているのは…何かのリモコン…?


―次の瞬間…


『ガチンッ』と、歯車の噛み合う音がした。


「何をしたんだ!」

「気になる? …今に分かるさ」


ガラガラと重い物が巻き取られる音が暗い部屋に響き始めた。


あれ…?

これ、全年齢のはず…(汗;)

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