scene5
続きです(゜∇゜)
……コポコポと泡の弾ける音がする。
「――。 …―〜」
ひんやりとした、固い感触が背中に突き刺さる。
「―っと、ぉ…た?」
……ここは…、
「…やっと、起きた?」
…〜〜っ!!?
「良かったー、ちょっと殴って薬飲ませただけなのに、3時間も起きないんだから…」
「直樹!」
「何? 近くにいるんだから、そんなに大声じゃなくても良いんだよ?」
「…ふざけんな! お前何やってるか分かってんのか!?」
「ふざけてなんかないし、勿論分かってるさ」
一気に周りの気温が下がった気がした。
全部を見透かすような眼差しが向けられる。
「何でこんな…!」
「分からないなら、残念だね。 自業自得なんじゃない?」
「一発殴らせろ!」
「…ふふっ」
「お前……っ!!?」
…何だ!? 動けない!!?
「今頃気が付いたの?」
長めのチェーンがついた手錠、足枷で拘束されている…!
どうやら、チェーンの先端は部屋の壁に開いている4つの穴にそれぞれ繋がっているらしい。
「…何だよこれ」
「見たまんまさ。 手錠と足枷」
「…くそっ! お前どうかしてるんじゃないか!?」
「俺は本気だけど」
話は通じないか…!
「こんな事して何の意味があるんだよ!!」
「意味なら…あるさ」
気味の悪い、顔に張り付いたような薄笑いが無表情に変わる。
急に顔を寄せると、俺の顎を掴んで、上を向かせ…、
「一哉…、君を俺のものにしたいんだよ」
「なっ…!!?」
「そんなに驚かないでってば」
何を言ってるんだ!?
「…昔の事を忘れた一哉が悪いんだから…」
「昔って一体何の……っ! んぅっ!?」
なっ…、待て…! 何を…!!?
「ん…、もしかしてキスは初めてだった?」
「ふ、ぅ…っ、お前、何、して…っ…」
「図星、かな? …嬉しいなぁ、僕が初めてを貰っちゃったんだね…?」
「離れろ! 俺から離れろよ!」
「俺には離れる理由がない」
「っ、お前なんか嫌いだ!」
「!!」
「変わった奴だとは思ってたが、ここまで変態だったとはな!」
「……」
何も言わなくなった…?
もしかして、精神的に効いてんのか…!?
「お前みたいな変態、話したくもないね!」
「………随分言ってくれたね」
「ひ…っ!?」
乱暴に、近くにあったベットの上に引き倒される。
「お仕置きだよ」
手に持っているのは…何かのリモコン…?
―次の瞬間…
『ガチンッ』と、歯車の噛み合う音がした。
「何をしたんだ!」
「気になる? …今に分かるさ」
ガラガラと重い物が巻き取られる音が暗い部屋に響き始めた。
あれ…?
これ、全年齢のはず…(汗;)




